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 二月十四日。
 この日、今年初めてのPPVにおいて、市ヶ谷の復帰戦が組まれていた。
 昨年末の世界王座戦で敗れて以来行方をくらませていた彼女が、
 つい一週間前に、
「来週、戻りますわ。私の相手を用意しておきなさい」
 と霧子へ一方的に告げてきたのだ。
 霧子としてはカードを組み直す必要が生じて面倒ではあったが、
 同時に市ヶ谷の態度が以前と変わらず大きかったことで、少し安心してもいた。
 その影で、市ヶ谷について一つ重大な事柄が年を越して残っていたことは、
 他の仕事に追われてすっかり忘れてしまっている。

 市ヶ谷の相手は、桜井千里だった。
 彼女はTNAの旗揚げ組を除く若手の筆頭株で、
 まだキャリアは浅いながらも、近頃は目を見張るほどの成長を見せ、
 最近では第一線に食い込んで活躍しつつある。
 そういう意味で、この団体における大物扱いである市ヶ谷との対戦は、
 ファンからすれば中々に興味深いカードだったのだが、
 結局それは実現しなかった。

 桜井の入場時、背後から例の「ビューティフルピープル」が襲い掛かったのである。
「……!?」
 鏡がいきなり無言で殴り倒した後、二人掛かりで場外フェンスに叩きつけ、
 さらに場外に引いてあったテレビカメラのケーブルを首に巻きつけて締め上げ、痛めつける。
 そしてリングに上げた桜井を、神楽が両肩に乗せてデスバレーボムで仕上げに入ろうかという場面になって、
 ようやくこれに助けが入った。
「あなた達、これはどういうことですの!?」
 次に入場するために控えていた市ヶ谷が、慌ててリングへ走り込んで来たのだ。
「どうって、別に何てことはありませんわ。
 ただ今夜のあなたには、こんな小娘と戦うより他に、大事な用があるんではなくて?」
「この前の答え、さっさと聞かせて欲しいのよね」
 鏡も、桜井を放り投げた神楽も、全く悪びれる様子は無い。
「答えですって?そんなものは初めから決まっていますわ!
 誰があなた達のような下郎と手を組むものですか!恥を知りなさい!!」
 大見得をきった市ヶ谷へ満場の拍手が送られる中、
 目前にいる二人だけが「フッ」と顔を見合わせ、呆れたように笑う。
「それなら、仕方がありませんわ」
「組まないって言うなら、お互いに敵よねぇ?あたし達を敵に回せばどうなるか、教えてあげようじゃないの」
「それはこちらのセリフですわ!…ところでそこのアナタ!
 あれだけ馬鹿にされて、まさか何もせずにいるつもりですの!?」
「…いいえ、私も戦います」
 解放された桜井も、拳を握って鏡と神楽を睨みつけている。
「よろしいですわ。もっともこんな二人程度、本来は私一人で十分ですけど。
 さあGM!さっさとこの場に出てきてカードの変更を伝えなさい!
 そこの品性の欠片も無い二人を、私とそこので叩きのめしてやりますわ!」
『あ、ハイ…』
 慌ててマイクを持ってバックステージから出て行きながら、
 霧子は内心で、
(これは、オイシイかも)
 と思っている。
 ここまで分かり易い善悪の構図は、不思議と今までのTNAには無かった。

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by right-o | 2008-11-16 21:12 | 書き物
「…?」
 人の気配に気づいた龍子が振り返ったところへ、
 まずは神楽が、チェーンを巻きつけた拳で顔面を殴り倒した。
「うわ、手、痛ったぁ…!」 
「…あなた、バカじゃありません?」
 突然のことに声も無く昏倒した龍子の首へ、
 続いて鏡が神楽の取り落とした鎖を巻いて締め上げる。
 試合終了後の乱入劇に、会場は騒然となった。


 バックステージの霧子は、その様子をただ見ていることしかできない。
 レスラーの暴挙に対して体を張って止める勇気は、流石に持ち合わせていなかった。
「ど、どうしよう…」
 と言いつつひたすらオロオロしていたが、
 実は霧子だけがこの事件の予兆があったことを知っている。

 ほんの数日前、鏡と神楽がGM室を訪ねてきたのだ。
「あなた達、何か要求があるならリング上で…」
「そんな大それたことではありませんわ」
「そーそー」
 追い返そうとする霧子を押し止めた二人が言うには、
「私達、手を組むことにしましたの」
 ということだった。
「え?あなた達、仲が悪かったんじゃ…?」
「そこはホラ、何て言うか、戦う内に通じ合うところがあったとか、そういうことにしといてよ」
「そうですわ。私達は、自分の考えを理解し合える存在がお互いしかいないことに気づきましたの」
 そう言って、二人は来月以降のマッチメイクで自分達の関係に配慮することを、
 結局は霧子に要求して帰って行ったのだった。
(なんであの二人が?)  
 霧子にとっては訝しかったが、
 元々鏡と神楽の諍いの根っこには同属嫌悪のようなものがあっただけで、
 それが一旦どこかで解けてしまえば、気が合っても不思議は無いかもしれない。


 とにかく、リング上では鎖に巻かれた龍子が、鏡の足の下に転がされている。
「あなた達、一体何の用ですの!?」
「用って…」
 市ヶ谷に問われ、神楽と鏡はわざとらしく顔を見合わせた。
「まず一つは、私達『ビューティフルピープル』のお披露目ですわ」 
 ユニット名らしい。
 この辺、鏡は誇らしげだが、神楽は内心で(ダサい)と思っていたりする。 
「ハッ!この私を抜きにして美を語ろうなんて、とんだお笑い種ですわね」
「そう、それであなたも加えてあげようかと思ったんですの」
 言いながら、鏡は龍子の頭を足で押さえつつ鎖を絞っている。
「…私に、あなた達の仲間になれと?」
「そりゃ別に無理に入れとは言わないわよぉ」
 神楽は龍子が落としたベルトを拾い上げた。
「で、も。例えばあたし達はこんなもの全然要らないんだけど、あんたこれ欲しいんでしょ?
 あたし達と手を組んだりしたら、結構簡単に手に入ると思うんだけど」
 そう言って、市ヶ谷の前に放り投げる。
「…………」
「まあ、返事は年が明けてからでも結構ですわ。その間によく考えておくことね。
 それではみなさん、良いお年を」
 満場のブーイングの中、投げキッスしながら帰っていく二人の背中を見送った後、
 市ヶ谷は、龍子を助けるでもなく、ただ一人黙って引き上げて行った。
 このことが、市ヶ谷にとっての転機になるかどうか。
 それはまだ、この時点からは答えが出ない。

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by right-o | 2008-11-14 22:47 | 書き物
「う~ん…やっぱり、こっちは『新女』の名前が入っているベルトですので…」
「しかしなあ、今時『アジア」』というのも志が低くないか?」
 十月シリーズを控えたこの日、霧子は珍しく社長室に来ていた。
 ある案件について、社長と相談するためである。

 事の発端は去年の十一月、当時TNAにはタッグタイトルが無く、
 また自前で設立する余裕も無かったことから、
 社長はこれを手に入れるために、新女と提携していたAACに目をつけた。
 この時AACには新女からNJWPタッグとアジアタッグのベルトが流出しており、
 AACタッグと併せてチョチョカラス&ジョーカーレディ組が三冠を独占していたのだった。
 そして新女からAACの契約を奪った社長は、
 GM霧子に命じて、一シリーズに三つ同時、それも連戦で上に挙げたタッグタイトルマッチを強引に組ませ、
 挑戦者組としてエースの龍子と、それぞれベルトごとに違うパートナーをタッグにして挑ませた。
 社長の思惑では、どれか一つ取ることができれば十分だったのだが、
 結果として龍子と真帆が組んで挑んだNJWPと、
 祐希子が組んで挑んだアジアタッグの二つを同時に取ることができた。
 が、すぐに片方は余分だということがわかる。
 当たり前のこととして、それぞれ別に防衛戦を組まなければならないが、
 どちらのタッグにも龍子が入っているために日程の調整が難しい。
 加えてまだ団体内に定着したタッグチームが多く無いために、
 自然両方のタイトルに同じチームが挑戦しなければならなくなり、
 同じような顔合わせの試合が続いて新鮮味が無くなる。
 そういうわけで、どちらか片方を返上しよう、という相談をしに、
 霧子は社長室までやって来たのだった。

 社長も霧子も、正直なところどっちでもよかった。
 そのせいで、逆に決まらない。
 それで結局、
「本人達に決めてもらったらどうかな」
 ということになった。
「それが嫌だから相談に来たんじゃないですか」
 とは、霧子は口に出して言えなかった。
 本人達に言えば、どう考えても揉めることは明らかである。

 案の定、揉めた。
「このベルトは真帆のものだぞ!」
「こっちのベルトだって私のものよ!」
 シリーズの開幕戦、リング上に二つのベルトに関わる三人のレスラーを集め、
 どちらか返上しなければならない旨を告げたところ、
 真帆と祐希子は互いに自分は嫌だと譲らず、そっちが返上しろと主張し始めた。
 当然の反応ではある。
 しかし、その二人の真ん中に立ってじっと腕を組んでいた龍子の一言が、
 困り顔をしていた霧子を救った。
「強い方を残す」
 と言い出したのだ。
「二人で勝負して、勝った方のベルトはそのまま。
 負けた方と私が持ってるベルトは返上する。それでいいんじゃないか?」
「いいわよ!」
「わかったぞ!」
 そういう次第で、話が纏まってしまった。
「っていうか、普通こういうのってGMが思いついて提示するものなんじゃないの?」
 という龍子の一言は、未だGMという仕事の勝手がわからない部分のある霧子にとって痛かったが。 

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by right-o | 2008-11-13 21:10 | 書き物
 PPVという慣れないテレビ用のビッグマッチ形式にスタッフ全員があたふたし、
 内容としては龍子が真帆を、コリィがソニックを下してそれぞれの王座を防衛、
 そして市ヶ谷が祐希子との次期挑戦者決定戦を勝ち抜いた一夜から、明けて七月。
 一月置いて八月のPPVに向けて、霧子は今の内からマッチメイクの構想を始めなければならない。
 メインイベントは龍子対市ヶ谷の世界王座戦で決定しているとして、
 他の試合については、主に選手同士の因縁と今後のタイトル戦線を考慮してカードを組む。
 そのために、当然ながら直に全ての試合を見、また選手の意見に耳を傾けることが必要であった。


 ところで、諸事が無駄にアメリカ志向のこの団体では、
 入場ゲートから暗幕一枚隔てたバックステージ入口のことを、「ゴリラ・ポジション」と言う。
 名前はどうでもいいが、とにかくそのゴリラ・ポジションから霧子は興行中常に各試合を見守っているのだ。
 ある日、とある地方会場での休憩明け、珍しい選手が霧子の脇を通ってリングへ向かって行った。
(おや?)
 銀髪を靡かせて花道を歩いて行く後姿は、間違い無くフレイア鏡である。
 彼女は旗揚げから今日まで、GM室に来て何か要求することをほとんどせず、
 今の形式に変わってからもリング上で自己主張したことは一度も無かったために、
 霧子にとってこれは意外な光景だった。

「私は大勢の前で自分の要求を述べるような、はしたない真似は好みませんの。
 でも今日ばかりは、GMに聞いてもらわなければなりませんわ」
(なんだろう?)
 暗幕の影で、霧子は出て行く時のために自分用のマイクを探した。
「でもその前に、まずは神楽さん、今すぐリングまで来てくださる?」
 暫くして、明らかに今まで帰り支度をしていたらしい神楽紫苑が普段着のまま表れ、
 拍子抜けした霧子からマイクを受け取ると、赤毛の頭を掻きながらリングに上がる。
「なに?あたし、もう自分の試合終わったからホテルに帰りたいんだけど」
 常に眠たそうにしている目が、いつも以上に細い。
 すぐにでも一つ欠伸をしそうな、そんな気だるい表情をしている。
「…相変わらずね。私はあなたのそんな態度が前から許せませんの」
「まあ、あたしだってあんたのことは前から嫌いだからね」
 こんな会話をしつつも、二人は互いに余裕を持った微笑を絶やさない。
 が、双方とも目は全く笑っていなかった。
「だから、そろそろ大きな舞台の試合で、懲らしめてやりたいと思うのですけど」
「いーよ、別に。どっちが懲らしめられるのかは、ともかくね」
 時にこんな形でカードが決まることもある。
 霧子にしてみれば、儲けものであった。

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by right-o | 2008-11-11 20:24 | 書き物
「GM、あなた自分に物を頼む時はリングの上でするように、と言いましたわね?
 お望み通りに出て来てさしあげましたわ!」
 五月シリーズ開幕戦、まだ試合が始まる前のリング上で、
 ビューティ市ヶ谷がマイクを持っていた。
「さあ、即刻ここへ来て、私が世界王座の次期挑戦者であると宣言なさい!
 それまで私はこの場所を動きませんことよ!」
「ちょぉぉぉっと待ったぁ!!」
 バックステージから出てきたのは、霧子ではなくマイティ祐希子だった。
「あんたねぇ、ちょっと前に挑戦して負けてるんだから暫く引っ込んでなさいよ!
 あたしはまだ龍子に挑戦してないんだから、次に挑戦するのはあたしよ!!」
 祐希子は龍子や市ヶ谷の二歳下にあたるが、
 敬語を使わないのは場の勢いと、この団体の上下関係が特別緩いことにもよる。
 とはいえ何かにつけて祐希子と市ヶ谷は反目しているので、
 どんな事情があっても敬語などは使わないだろうが。
「はぁ?何を言っているのかしらこの貧相な小娘は。
 アナタごときに龍子が倒せるはずがありませんわ。潔く諦めなさい!」
「現にこの前相手にならなかったヤツより、まだあたしの方がマシだっての!
 あんたこそ諦めて第一試合でもやってればいいのよ!!」
 タイトルの次期挑戦権を巡って言い争う二人、という如何にもプロレスにありがちな光景だったが、
 このやり取りを客席から見ている者達にとって、他の場合と違い一見して異様な点は、
 二人が立っているリングにあった。
 六角形をしているのである。

 旗揚げ四年目を迎えたTNAは幾つか大きな変化を打ち出したが、
 その内の最も大きなものが、この六角形をしたリングの導入だった。
 次いで二ヵ月に一度のPPVによるビッグマッチの実施、
 さらに今まで裏方に徹していた井上霧子GMの露出と続くが、
 今のところ霧子が実際にリングへ上がる機会はほとんど無い。
 というのが、大抵リング上で選手が何か要求をする場合、
 その要求を認めたくない別の選手がGMを遮ってマイクを持ち、
 互いに上記のようなやり取りをした挙句、
 最後には結局「じゃあ戦って勝った方が正しいってことにしようぜ」となるからだ。
 霧子にしてみれば、それを受けて改めてカードを組み直せば良いだけなので、
 今までよりもずっと楽であった。


 しかし、初のPPV「スラミバーサリー」を控えた六月の初め、
 霧子は俄かに忙しくなる。
 それまで提携関係にあったAACが、一方的に契約を破棄して新女と新たに提携関係を結んだためで、
 これにより想定していた一部のカードを差し替える必要があり、
 まずはともかくAACが抜けた穴を埋めるべく、様々な手段を検討しなければならない。
 社長などは「これだから海外の団体は信用できない」とこぼしていたが、
 実を言えば元々新女と提携していたAACをこちらが無理矢理奪って契約したという経緯があり、
 新女側から見れば単に同じことをやり返したに過ぎない。
 加えてその契約も、AACの選手が持っているNJWPタッグとアジアタッグの二本のベルトが目的であり、
 一ヶ月の間にAACタッグと併せて三度の防衛戦を連続で行わせる等、
 やり方としては新女よりもTNAの方が余程汚い、と霧子は思っている。
 が、その辺りの事情は彼女にとってどうでも良く、とりあえずは自分の仕事をしなければならない。
 最終的には社長と協議の上で海外のフリー選手を雇うことで解決したが、
 この時契約したある選手は、今後暫くこの団体に無くてはならない存在となる優良な掘り出し物であった。

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by right-o | 2008-11-10 21:25 | 書き物
「おい、来月はオレだろ!」
「なっ!?次は真帆の番だぞ!!」
「何を言ってるのかしら、次は私の番に決まってますわ!!」
「あたしも挑戦したいお…」
 団体にベルトが創設されて以来、霧子の忙しさはさらに増した。
 プロレスラーとは、つまり自分から進んで人前で戦おうとする物好き達である。
 要するに、わずかな例外を除いては皆「俺が俺が」な人間なのであった。
 これらの衆が、巡業前にマッチメイクをしている最中の霧子の元へやってきては、
 今度は自分に挑戦させるようにと騒ぎ立てるのだ。
 その要求は、流石にベルトという目標がかかっているだけに、今までよりずっとしつこい。
「ああもう、うるっさぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!」
 旗揚げから三年目の終わりに当たるこの日、ついに霧子の我慢も限界に達した。
「あなた達、プロレスラーなら言いたいことはお客さんの前で言いなさい!
 これから私に対する要求は全てリングの上で聞きます!いいですね!!」
「「は、はい…」」
 かつてない霧子の剣幕に、皆つい押し切られてしまった。
 GM井上霧子が、表に出るということが決まった瞬間である。
 が、この日はもう一つ、選手達にとってはこれよりも遥かに重大な、
 ある変化が団体にもたらされた日なのであった。
 突然、いつものようにGM室の部屋がノック無しで開け放たれたが、
 入ってきたのは来島ではなく、新人の小川ひかる。
「た、大変です!!」
 平素は礼儀正しいはずの彼女が、珍しく息を切らして駆け込んで来たのだ。
「リングが、リングが…試合用のも、練習用のも…!!」
 Total Nonstop Angels。
 この、何が言いたいのかよくわからない名前の団体、
 その真の旗揚げはここから始まった。

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by right-o | 2008-11-09 22:39 | 書き物
4月

真帆写真集大売れ。
ソニそこそこ。

まずは新人の発掘。
ROAさんに選手の登場年数が出ていたので参考に。
しかし、seizannさんが書かれているように、
どうやらその年に出る新人の獲得は4月以前から可能なようで、
既にほとんどが他団体に雇われていました。
その中で、日本海所属の小川を引き抜く。

で、本当はベルトを新設しようと思っていたところが、
小川のためにコーチが足りなくなり、ジム拡張のために断念。
拡張するが、今度は雇えるコーチがいない。
…。
一旦ロードして結局ベルト新設。
神楽をコーチから外した枠を小川にあてる。

ベルトの名称にちょっと迷う。
シャレで「NWA-」って入れとこうかとか。
結局無難に「TNA世界ヘビー級王座」にしようと思ったら、
一文字はみ出たので「ヘビー級」を削ってみる。

さあ先月のリーグ戦を優勝した真帆と龍子で初代王者決定戦を…と、
ここでまたしても新女勢が殴りこんで来る。
メンバーは前回と同じ八島・十六夜・北条。
折角なので、評価値が2しか違わない龍子と八島で争わせてみることに。

龍子VS八島 初代TNA世界王者決定戦
八島の入場曲がカッコイイ。龍子さんはちょっと微妙か。

結果としては56分40秒かかった熱戦も、
龍子が妙に大技を出し渋ったせいで単なるダレた試合に思えなくもなかった。
八島は前回より健闘するも、張り手とナックルパートで散々やられた後、延髄斬りでピン。

…ところで、「王座」という呼称はデフォルトで後ろにつくらしく、
「TNA世界王座王座」になってしまいました。


5月

龍子に始球式。出身地的にホークスと見た。

最終日にタイトルマッチ。

龍子VS真帆 世界王座戦
真帆の曲は…まあ、アリか。
龍子圧勝かと思いきや、プラズマサンダーを切り返すなどで真帆が粘る。
ジャンボスープレックスで敗れるも、なかなかの好試合。


6月

バニーと契約切れ。
桜井に初ファンクラブ。
鏡さんにCMの依頼。何の…?
龍子に写真集。

ジム拡張。
しかし相変わらず雇えるコーチがいない。

今頃になって神楽の遺恨を仲裁。
加えてやはり全体的に信頼が低いので、会話で上げてまわる。
市ヶ谷の「唯我独尊」が小川の「人徳」で中和できてればいいけど…


7月

鏡さんにコメディ映画。
「男を騙す悪女役なんていかがかしら?」
まあコメディでもそういう役はあるか。
クロフォードとの契約が切れる。

どうせ鏡が一人欠けてしまったんだし、今月はバカンスへ。
神楽きた……って、これまたイイ脱ぎっぷり。
コレはちょっとどうなんだ。


8月

鏡の映画はヒット。300APはありがたい。
ゆっこにミステリー映画。「怪奇!カレー女の恐怖」とかですか。
何か外れそうなのでパス。
テレビ局からプライムタイム放送の打診。

次期挑戦者決定ワンナイトトーナメントを組んでみる。
カードは3月のリーグ戦で番狂わせが起きた2試合を再現。
評価値的には唯一900台の市ヶ谷が今回も本命。

1回戦 祐希子VS来島
序盤から普通に来島が圧倒。
ゆっこも手は出しているものの、体力が違いすぎる様子。
あれぇ…。

1回戦 ソニックVS市ヶ谷
ソニックは前回のような無茶苦茶な粘りが出せず、
そこそこ健闘したものの市ヶ谷のビッグブート(踵落とし)に沈む。

決勝 来島VS市ヶ谷
体力は来島が4分の3、市ヶ谷が2分の1ほど。
試合は市ヶ谷が圧倒。何もさせぬまま来島を追い込む。
が、来島体力ゼロからソニックが乗り移ったかのような粘りを発揮。
ビッグブート、ジャンピングニー、逆一本、チョークスラム(喉輪落とし)を全て2.9でクリア。
しかし最後のビューティボムは返せず、無念の3カウント。

う~ん、やっぱり今作もパワータイプが有利か。


9月

またもゆっこに映画。今度は伝記モノ。
今度はやらせてみる。
龍子にCM。

コーチ雇用の欄に何故か真帆と神楽が現れる。
どういう基準だ?

またも新女から殴りこみ。ミミ・八島・十六夜。
なんでまたベルトの挑戦者が決まってる月に来るかね。
とはいえ、市ヶ谷よりは燃える試合になりそうなので、
今回は十六夜に挑戦させてみる。

龍子VS十六夜 世界王座戦
十六夜の曲はいかにも厄い。
序盤から必殺技を出し合って両者が飛ばす。
パワーは互角も、それ以外のパラで微妙に上回る龍子が徐々に押し始める。
最後は龍子が引き出しの多さを見せつけ、サソリ固めでギブアップ勝ち。


10月
ゆっこ映画それなり。
龍子が負傷。
鏡まで負傷。
ソニにホラー映画。
…ホラー?
桜井に一日署長。

ベルト一覧を眺めていると、
ジョーカー&チョチョカラスがNJWP、AAC、アジアヘビーのタッグ3冠なのを発見。
これを巻き上げるべく例外的に業務提携してみる。
…が、派遣されてくるメンバーはエレナ・ターニャ・ミスティアマスクの3人。
舐められている。
団体評価値は新女と1000ぐらいしか違わないはずなのに…

ターニャがジュニアタイトルを持っていたので、
最終戦で挑戦してみる。
ただし、評価値から見てソニックだと100%勝ててしまい、
面白味が無いので、まずは新人の小川で挑戦。

ターニャVS小川 AAC世界ジュニア戦
小川の曲はしばらく聞いていると似合うような気がしてくる。
ターニャはぴったり。
序盤はターニャが押していたので流石に王者かとも思ったが、
後半は小川が圧倒。
ひたすら張り手を打ち込んで張り倒して勝利。
なんとデビュー年にタイトルをゲット。

龍子VS市ヶ谷 世界王座戦
市ヶ谷、八島と同じ曲か…ちょっと似合わないような。
龍子が圧倒。殴り倒して勝利。

ターニャ、弱すぎだろう…。


11月

龍子・鏡が完治。
AACから小川に防衛戦の要請。
派遣してみる。
ここ数ヶ月、ソニと市ヶ谷のファンクラブが増えまくっている。流石だ。
ソニCD。散々だった前回のリベンジなるか。

AACからようやくジョーカー&カラス来日。

さあタッグタイトル戦を組みまくるか。
こちら側は龍子+もう一人を別々の選手にして挑戦。

ジョーカー&カラスVS龍子&市ヶ谷 AACタッグ戦
ジョーカーと市ヶ谷も同じ曲。まあ使いまわしは仕方ないか…
「なんでこんなヤツと…」「私一人だけで十分ですわ」ということで、
この組み合わせはどうやらマイナス補正がある様子。
それでもかなり追い込んだが、最後はカラスのムーンサルトで市ヶ谷が敗れる。

ジョーカー&カラスVS龍子&祐希子 アジアタッグ戦
AAC組は耐久力に難があり、特にジョーカーが紙。
今回はうまいことその弱点を突き、
返し技の応酬のあとのWパイルドライバーで龍子が勝利。

ジョーカー&カラスVS龍子&真帆 NJPWタッグ戦
嫌がらせのようなタッグタイトルマッチ最終戦、
流石にAAC勢も怒ったのか、今までに無く本気モードで押してくる。
が、真帆がヘッドバット後の必殺フォクシードライバーでジョーカーを瀕死に追い込み、
続いて出てきたカラスにも同じく必殺。
一応その後は盛り返され、龍子が体力ほぼゼロから必殺ジョーカーアタックをくらうも、
なんとか自力でキックアウト。
その直後にパイルドライバーで勝利。

一気にタッグベルトが2つ手に入る。龍子はシングルと合わせて3冠。
それと、ジョーカーアタックは結局不知火でした。


12月

ソニCDまたも売れず。
EXリーグは無視。
神楽に写真集。間違いなくヌードだろう。
市ヶ谷にも写真集。最低でも100万部は売れるんだとか。

ところで海外で防衛しに行った小川がベルトを持っていない。
それは仕様がないにしても、何故かそのAACジュニアを持っているのが、
先月こちらに来ていたエレナ・ライアンというのが納得いかない。

タッグタイトルへの挑戦権を懸けて、
それと新女への当て付けの意味も込めてタッグトーナメントを開催。
参加チームは、
真帆&ソニック 食いしん坊コンビ
神楽&鏡 お姉さんたち
ゆっこ&来島 ゴールデンコンビ
市ヶ谷&桜井 余りモノ+期待の若手
真帆組が勝った場合はゆっこ龍子が持つアジア、
ゆっこ組が勝った場合は真帆龍子の持つNJPWタッグに挑戦。

一回戦 真帆&ソニVS神楽&鏡
序盤は真帆組が圧倒、ほとんど一人で二人を相手にする感じ。
しかし神楽組は必殺カードを合計4枚使う猛攻で真帆を捕獲、
かろうじて場外に落ちて助かる展開が続くが、
何のスイッチが入ったのか、途中から真帆が全く交代しなくなる。
結局それでもWインパクト2連発で真帆が神楽から勝利。

今回、必殺技出過ぎ…

一回戦 ゆっこ&来島VS市ヶ谷&桜井
やはりゴールデンコンビは試合前にセリフ有。
2順目からゆっこの新必殺技エンジェル・ウィングス(SSD)が市ヶ谷に火を噴き、
さらに来島もナパームラリアットを桜井に放って続く。
市ヶ谷もなんとかビューティボムを返すが、流れを変えるには至らず。
来島がブレーンバスターで市ヶ谷を押える。

決勝戦 真帆&ソニVSゆっこ&来島
ゆっこの後を受けた来島が大活躍。しばらく一人で試合を進める。
これをソニックが必殺フランケンからさらにもう一発フランケンを決めてカウント2.9。
すぐにゆっこが必殺技で逆襲して真帆が出てくると、不知火連発からノーザン。
そこからのスモールパッケージは返されたが、すぐDDTに繋いで真帆を仕留めた。

ゴールデンコンビ、NJPWタッグへの挑戦権獲得。
ところで来島さんの優勝セリフ、
「俺でも勝てること、証明してやったぞ」には笑った。

プロレス大賞
最優秀新人に小川ひかる。
そりゃ曲りなりにもベルトを取ったわけだしね。

契約更改
ついに市ヶ谷が龍子を年棒で追い越す。
そして旗揚げ組全員が余裕で3桁に到達する中、
いまだ58の真帆はやはりエライ。


1月

神楽写真集大売れ。そりゃあね…
市ヶ谷のもかなり売れている。
市ヶ谷CD。

選手宿舎を拡張し、スカウトで伊達を捜索。
しかし社長、「この辺でオロオロしてるってことだったけど…」ってどういうことだw
…と思ったら自分でも突っ込んでいた。

何か伊達の声が別人のように聞こえる。アレ?

今月はタイトルマッチを2つ。

エレナVS小川 AACジュニア戦
流石にターニャよりはだいぶ強いか…と思ったら、柔らかさは大差無し。
それでも攻撃面はなかなかで、最後は裏拳を連発されて小川敗北。

まあでも、これはすぐに勝てるな。

龍子&真帆VSゆっこ&来島 NJPWタッグ戦
まず龍子がゴールデンコンビを2人纏めて圧倒。
ゆっこの必殺技をくらって下がるが、王者組の交代はこの一回だけ。
来島をキツネの尻尾連発で退け、代わったゆっこにはフォクシードライバー。
続くパイルドライバーで先月の雪辱を果たした。


2月

市ヶ谷CD、かなり売れる。
市ヶ谷入院。そういえば、先月まだ20歳なのに能力が下がっていた。
さらに小川も入院。
旗揚げ後初の重傷者、それも2人続くとは…

バレンタイン。
今年も真帆にじっ、と見られる。

怪我人がいるのでバカンスと、ついでに初めてコンサートをやってみる。
メンバーは市ヶ谷・ゆっこ・鏡。
「みんなぁ!カレー食べてるぅ?」ってどんな煽りだw
…しかし100APの元は取れず。

バカンスイベントに誰も出ないので何度かリセットしていると、
不意にソニックのプライベートイベントが。
あ~………これはこれで。


3月

小川ファンクラブ結成。
真帆へホワイトデーお返し。

5ヶ月の期限が迫っていたので、自団体のタイトル戦を組んでおく。

龍子VSジョーカー TNA世界王座戦
カラスを当てないのは、仮に負けて流出した場合、
もしそのまま他団体にAACとの契約を横取りされるとベルトの回収が面倒なため。
つまりウチが新女のベルトをAAC経由で奪ったのと、逆のことが起こる可能性があるということ。
今まで新女勢を挑戦させてきたのも、多分勝てると踏んでいたから。

評価値差は100程度龍子が上なだけだが、圧勝で防衛。

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by right-o | 2008-11-09 21:50 | 書き物
 旗揚げ二年目も終わろうかという三月末日。
 霧子が昨年から感じ始めた気苦労は、段々と大きくなっていくようであった。

「納得できませんわ!どうしてこの私に負けたはずの真帆が、リーグ戦優勝ですの!?」
「だからさぁ~、合わないんだってば。わたしとあの子じゃ」
 大概の苦情にはもう慣れたつもりの霧子だったが、一時に二人で来られると流石に鬱陶しい。
 机の上に身を乗り出して唾を飛ばしている市ヶ谷の隣で、
 神楽紫苑が頬杖をついて気だるそうに喋っている。
 市ヶ谷は言うまでもないが、こちらも中々の要注意人物だった。
 この一年、団体で起きた二つの遺恨の両方とも、神楽が原因となっている。
「大体、私が力を発揮できないリーグ戦など何の意味もありませんわ!
 あれは無かったことにすると、即刻マスコミ各社に通達なさい」
「だってあの子、寝る直前までダンベル振り回してるんだよ?
 同部屋じゃ暑苦しく寝られやしないんだってば」
 双方、隣にいる人間がまるで見えていないかのように、ひたすら自分の主張だけを喋り続けている。
 それに対して、霧子としては両方へ曖昧な微笑を送りつつ黙って聞いているしかない。
 喋るだけ喋ってすぐに帰るかと思ったが、どちらも今日はしつこかった。
 そこへ突然、バーンと大きな音を立てて部屋のドアが内側に開け放たれる。
 この入室方法に慣れきってしまった霧子は、もう驚きもしない。
「おい!ウチにベルトができるって本当なのか!?」
 来島だった。
 市ヶ谷は相変わらず脇目もふらないで喋り続けていたが、
 神楽の方は話題にしていた当人が登場したのを受け、「げっ」と言って黙った。
「それでこの前のリーグ戦は、龍子と初代王者決定戦を争うヤツを決めるためのものだったって…」
「…何ですって!?」
 ようやく市ヶ谷の耳にも他人の声が届いたらしい。
「いや別に、そんなこと社長からは一言も…」
「あ、真帆それ聞いたぞ。この前社長が言ってた」
 不意に、特別用もなく、それまで部屋の隅でもくもくとメロンパンを食べていた真帆が声をあげた。
「…は?」
 とぼけたのではなく、霧子は本当に社長から何も聞いていない。
「かーッ、マジかよ!それを言ってくれりゃもう少し気合も乗って試合できたのに!!」
「そうですわ!公平のために、来月もう一度やり直しなさい!!」
「いやもうベルトとかどうでもいいからさぁ、早く寮の部屋割変えてよ」
(はあ……)
 最近、溜息を吐かない日があったろうか。
 そんなことを考えながら、GM霧子の二年目は終わった。

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by right-o | 2008-11-07 22:53 | 書き物
4月

龍子に写真集イベント。おお、2ではどんな絵なのかな。

ん?

真帆、ゆっこ、龍子でサイン会。

出来ればここで宿舎を拡張してさらに人数を増やしたかったが、
資金の都合で断念。

とりあえず、技を増やすべく練習。

2年目に入り、海外フリー選手の評価値が下がっている様子。
しかし前作ほど顕著ではない。


5月

龍子の写真集、それなりに売れているとのこと。

あれ、絵は無し?

ソニファンクラブ結成。

鏡さんが不穏な雰囲気。
相手は神楽。ああ…なんかこの2人、一見合いそうで実は合わなそう。

ここで無理をして選手宿舎を拡張。
スカウトは可能でも、契約金が払えないので新人テストに賭ける。
と、桜井千里15才を獲得。
本当にストイックな感じ。

海外フリーを見回してみると、唯一評価値1000越えのリリィが東女に奪われている。
まあいいか。興味があるのは妹さんの方だから…

7で取ったフォクシードライバーの難易度を9へ変更。
その他、特訓と会話でギリギリまでAPを使い、残り3。


会話で仲裁せず、鏡と神楽を最終戦の後楽園で戦わせてみる。
評価値は大体互角。
序盤は鏡が執拗に掌底で攻撃、さらにロープ際で必殺チキンウイング。
これを耐えた神楽がアームホイップで場外に投げ捨て、さらに場外でも一発。
しかし結局は鏡が圧し切り、最後は顔面ウォッシュ2連発から屈辱のフォール。
鏡はこれで気が晴れたか?


6月

鏡さんにCDレコーディング。
「こう見えて歌もいけますの」
う~ん、どんな歌だ。

シンディー・ウォンと業務提携。
これで総勢12名。6試合組める。

技を覚える以外は全員がほぼひたすら個性を伸ばしてきた中、
半年ほど、スケジュールに一つだけ「攻」を入れてきた真帆の攻撃パラの伸びがいい。
ような気がする。
とにかく攻撃を伸ばして技を覚えなければ試合が面白くならないので、
これを全員に試してみることにする。

鏡を仲裁してみる。
遺恨解消、ついでに好感度も上昇…と、そういえば好感度をすっかり忘れていた。
そういえば、最近真帆のセリフが違う気がするので、デレ入ってるのかも。

2000人規模の会場で九州シリーズをまわってみる。
「久留米市文化スポーツ会館」ってどこがモデルなんだろう。

最終戦で龍子VSウォン。
互いに延髄斬りを必殺技で持っていたが、減りが2倍以上も違う。
龍子圧勝。


7月

鏡さんCD、それなりの売り上げ。
神楽が怪我。
「わたしの体に傷が…」
餓狼伝とかアグネス仮面とかを無理矢理読ませてやりたい気もする。
龍子にCM依頼。
真帆に一日署長。
「真帆はあの制服着てみたいぞ!」
ファンブックのサイドストーリーでは、思いっきり胸をはだけた着方をしてますが。
ゆっこに写真集。

珍しくイベントが重なったので、この月はバカンスへ行くことに。
真帆キタ!
内容は…要するに前作の龍子さんがやってたことを素手でやってます。
いかにも真帆らしい。


8月

ゆっこの写真集、売れず。
貝殻がウケなかったか?
神楽完治。
真帆にCDレコーディング。
「うまいのか?」
音痴持ちなので期待はしない。

…ん?
終了を押したところ、何やらイベントが。
追加要素のプライベートイベントのようです。
それにしても…
真ーーー帆ーーーーー
この「ぺたん」っていう座り方は反則ですよ。
でも結局腹が減ってるだけかい。
そして餌付け成功。
この餌は…アレか、髪が真っ赤になって日本刀を振り回すフラグか。

ところで。
試合をランダムで組んでくれる機能、前作に比べて便利になってはいるものの、
相変わらず外人対日本人の試合ばかり組みたがる。
一体いつの時代のプロレスやら。

2000人の会場も埋まってきた。
アワモさんが書かれていたように、今回は選手個人の人気が重要なのだろうと思う。
団体の人気はさほど変わってないし。


9月

真帆のCD、売れず。
社長が買い占めたはずなのに。
鏡さんに写真集。
売れなかったら嘘だろう。

移動車両をレベルアップ。

そろそろ各選手に必殺級の技を覚えさせていると、
ゆっこにレベル9専用のムーンサルトプレス発見。


10月

鏡さんの写真集、そこそこ。
市ヶ谷様に学園祭の依頼。正に学園祭クイーンというやつですか。
ソニにCD。
「うっきゅっきゅっきゅっきゅ」て、それ悪役。
神楽が不穏な雰囲気。なんと来島さんが標的。

そういうわけで、最終戦のセミで遺恨試合を組んでみる。
評価値的には50ほど神楽が上。
一発は来島が重く、手数は神楽が圧倒。
早々と来島が必殺ノーザンライトボムを決めるが、神楽が場外戦に持ち込んで粘る。
さらに必殺ドラゴンを炸裂させて追い込むも、結局力の差に圧しきられて敗北。


11月

ソニのCD、売れず。
ゆっこ怪我。
来島さんにファンクラブ。
「世の中にはマッチョな女に弱い連中もいるんだってな」
いる…のかな。

スケジュール4つの内2つを休暇に当てていれば
軽傷なら試合に出しても怪我が治りやすいらしい、と聞いたので早速実践。
それにしても、このレポートにはその手のお役立ち情報は全く無いなあ。


12月

ゆっこ完治。
EXリーグのお誘い。今年からは無視。
龍子さんに伝記ものの映画の出演依頼。どっかの女親分の役とかか。
ゆっこにCD。

移動車両を強化。
いつの間にかソニがデレていた。最近放っておいてた気がするけど…

人気Bの龍子が抜けているのがモロに集客に影響し、
2000人の会場が途端に埋まらなくなる。


プロレス大賞
ジュニアバウト部門で、他団体のコリィVSネルソン。
…あれ?コリィってジュニア?
ベスト外人にカオス。
相変わらずの「フッフッフ…」

契約更改
流石に18~19歳組は伸びが緩やかになった気がする。
それでも3桁が5人になり、ちょっと苦しいかも。
そんな中、真帆は相変わらずの30→36。
しかも40に上げてやるだけで大喜び。いいヤツだ…


1月

ゆっこCD大売れ。
対して龍子の映画は失敗…


2月

ゆっこ初ファンクラブ。あれ?まだだっけ。
龍子にCD。演歌か。

バレンタインイベント発生。もちろん真帆。
想像通りの食い意地が張った展開。
いきなり無言でじっ、と見られる演出が、極簡単ながらちょっと良かった。

神楽がデレる。
なれなれしい感じが逆に良し。

新女から八島・十六夜・北条が殴りこんでくる。
八島の挑発に龍子が乗る演出。カッコイイ。
全員がこちらの龍子に匹敵する評価値の好メンバー。さてどうしたものか…
と、結局最終戦でシングルの3対3対抗戦を組んでみることに。

市ヶ谷VS北条
序盤からわずかに力で勝る市ヶ谷が圧倒。
場外に引き出してのバックフリップなどで痛めつける。
が、強引に決めにいった必殺ビューティボムをギリギリで返されると、
直後に必殺トラースキックを返して北条が反撃。
きわどく追い込まれるも、最後は市ヶ谷がジャンピングニーで勝利。

真帆VS十六夜
相手の力技を、珍しくスリーパーでいなす機転を見せた真帆。
痺れを切らした十六夜の必殺裏投げにも、すぐに必殺キツネの尻尾をやり返して互角の展開。
その後も健闘を見せたものの徐々に耐久力の差が出始め、スクラップバスターに散る。
これで勝負は大将戦へ。

龍子VS八島
両者スリーパーから始まる意外にじっくりした展開。
このまま持久戦か…と思ったところで、いきなり龍子が必殺延髄斬りをくらわせて試合が動く。
ハンマーブローやバックブリーカーで一気に畳み込む内に、勝負は場外戦へ。
ここで八島が必殺ニーリフトで反撃するも問題にせず、
最後はなんとナックルパートで殴り倒してピン。
龍子が自分の恐さを存分に見せ付ける結果に。

真帆が負けて1対1で龍子に繋ぐだろう、という読みがあたり、
一人ニヤニヤしながら試合を見てました。


3月

龍子CDそれなり。
真帆写真集。はいはいウマイのかウマイのか…
と、なんと今回の真帆はシャシンシューを知っているようです。
ついでにソニも写真集。

ホワイトデーイベント。もちろん真帆へ返す。
渡した瞬間に食いやがったようで。流石。

2年連続で年度末にシングルリーグ戦。
今年は思うところあって、8人1ブロックの龍子抜きでやってみることに。
メンバーは、ゆっこ、ソニ、真帆、市ヶ谷、来島、神楽、鏡、ウォン。
評価値は全員がほぼ800弱~900強ぐらい。

2日目のソニック対市ヶ谷にて、本当に何も出来ないまま体力0にさせられたソニが、
その後必殺含むビューティボム3発を自力で跳ね返して逆転勝利。
恐ろしいほどの粘り…

この試合以外にも、鏡にビューティボムをウラカンで切り返されて負ける等、
優勝候補の市ヶ谷様は妙に詰めが甘かった。

さらに、来島がゆっこを下したり、真帆が鏡をギブアップさせたりと、
なんともカオスな展開が続き、4日目が終わった時点で全勝は真帆一人。
これにゆっこが一敗で続く。
この後市ヶ谷様が覚醒してそれぞれに土をつけ、
1敗の真帆の後ろに2敗でゆっこ、市ヶ谷、ソニの三人が並んだ状態で最終日。
メインの真帆対ゆっこの結果次第ではどうなることか…
と思ったら、キツネの尻尾であっさりゆっこを仕留めて真帆が優勝。

う~ん…毎月の特訓の成果か?

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by right-o | 2008-11-07 21:17 | 書き物
 団体の旗揚げから丸一年が経とうとしている。
 この間、GM井上霧子の出番はほとんど無かった。
 というのは、それ以外の仕事が忙しかったこともあるし、
 そもそもレスラー間に年齢とキャリアによる序列が自然に存在している関係で、
 大概は決まりきったマッチメイクしか組めないのだ。
 加えてまだ選手達の人数が多くない。
 本来GMが必要とされるだけの状況は、まだこの団体には存在しなかった。

 が、将来を予見するような出来事は、既に起こっている。

 三月の初め、明日から巡業へ出発という日の午後。
 霧子は団体オフィス内の自室でお茶を飲んでいた。
 この部屋はGMとしての霧子が社長から与えられたことになっていて、
 つくりや調度品は、社長室をそのまま一回り小さく質素にしたようなものである。
 その部屋の扉が、ノックも無くいきなり開いた。
「ちょっとコレ、どういうことなの!?」
 声の主はバニー・ボンバーというフリーの外国人レスラーで、
 今はTNAと二年の契約を結んで来日している。
 その彼女が、ツカツカと机に歩み寄って、
 呆気に取られている霧子の前に一枚の紙切れを示してがなりたてた。
「今月のリーグ戦、なんでワタシとクロフとリュウコが同じブロックなの!?
 普通こういうのって優勝候補はバラけさせるもんでしょ!!
 ワタシに優勝させる気が無いの!?」
「い、いや、そう言われても、これは社長が決めたことですから…」
 基本、マッチメイクとブッキングは霧子に丸投げだが、
 たまに社長は自分で試合を組んだり、こういう変な外国人レスラーを連れてきたりする。
 そんなことがある度に、現場で文句を言われるのは霧子だった。
 幸い口に出したら気が済んだのか、バニーは耳と胸を揺らしながらすぐ帰って行った。
(何だったの…)
 しかし、バニーが開け放して帰ったドアを閉めようと霧子が椅子から腰を浮かしかけた時、
 続いてもう一人入って来た。
「なんでオレがリーグ戦に入ってないんだ!?」
 来島だった。
「いや、だからそれは社長が組んだカードであって…」
 祐希子と共に団体最年少でありながら、一番血の気が多い。
 それだけにバニーと違ってしつこかったが、
 とりあえず自分にはどうしようもないことを説明して、なんとか帰ってもらった。
(何なの、もう…)
 お茶を一口すすり、溜息を吐こうとすると、もう一人来た。
 いや今度は二人来た。
「なんで私と市ヶ谷が寮で相部屋なのよ!?」
「ワタクシの方こそ、こんな貧乏人と一つ屋根の下に寝起きするなんてゴメンですわ!!」
 GMとは、時にこんな問題まで解決してやらなければならないものらしい。
「…部屋割りはクジで公平に決めたって言ってたでしょ?」 
「それが三回もやり直して全部この埼玉と同じ部屋なのよ!?
 何か細工があるに決まってるわ!!」
「きっと誰かの陰謀ですことよ!!」
(誰のよ…)
 ついに頭を抱えた霧子の前で、二人は散々罵り合ってから帰って行った。
「もう、誰も来ないわよね……?」
 まだ開けっ放しのままになっているドアをさっさと閉めてしまおうと、
 霧子は席を立って素早く近づく。
 と、いきなり横向きになった顔が二つ、壁の向こうからからニュッと生えてきた。
「お腹空いたぞ…」
「空いたお…」
 上が真帆、下がソニック。
 二人は今にも泣き出しそうな顔をして、じっと霧子を見つめている。
「はあ……」
 今さらながら、「この仕事、大丈夫だろうか」と思うことが、
 霧子には最近たまに無くもない。 

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