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そんな話。

合法的に?プレイできるようになって以降、エロゲーやる人の気持ちがわかりませんでした。
高いし、かさばるし、何よりエロ目的なら別にゲームやらんでもいいだろと。

それが最近はよくわかる。
普通の家庭用ゲーム機ソフトより手軽にできて、かつご褒美がある。
そう考えるようになりました。

ただ、私はテキストと選択肢だけのゲームは向いていないので、
もっぱら戦略シミュレーションとか麻雀が好きです。


いや、エロゲが好きになったというか、普通のゲームをやる時間と気力が無くなったのかな。
今やPS3は全然動いておらず、たまーにPS2でレッスルをやる程度。
競馬場の行き帰りなんかはPSPが活躍しますが、
よく考えるとタクティクスオウガやらペルソナ2やら、昔のリメイクか移植しかやってません。

PSPに関しては、最後の約束とかグングニルとか、気になるヤツはあるんですけどね。
あとR-type tactics2が欲しいけど、どこを探しても売って無い。

購入以来、全く触っていないのが3DS。
まあ閃乱カグラかデビサマ2待ちか。


だいぶ安くなったので大帝国を買いに行ったはずが、
何故かソフトハウスキャラの「王賊」を買ってしまった。
大帝国は、ご褒美が薄いという評判が気になる。

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by right-o | 2011-06-27 21:04 | その他
物凄い既視感を感じた宝塚記念。
お陰さまでスマートフォンが買えました。

……今のところ、全然使いこなせる気がしないのですが。
とりあえず、メアド変えましたメールを送るだけで1時間ぐらいかかったよ。
送らせてもらった皆さま、登録お願いします。

そしてiモードが使えなくなったため、自動的にレッスル愛が終了しました。
まあ丸1年ぐらい放っておいたので今更ですが。

レッスルがスマホのアプリになって復活、とかないかなあ。

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by right-o | 2011-06-27 20:45 | その他
まだまだ壊れるジョーカーさんであった。

web拍手お返事 DDT両国は見に行こうと思いますありがとうございます。

>ヒントはBOSJですか(カレーマン)

多分当たりです。
といってBOSJは全く見ていないので、サスケが逆トペ使ったかどうかわかりませんが。


昨日、高速土日千円の最後の日でした。
ふと思い立って中山まで車で行きました。
大負けしました。
よよよ。

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 とある日のAAC常設会場。
 関係者用の入口を通り、廊下に貼ってあるマッチメイク表の前を通り過ぎようとした美月の足が止まった。
「……!?」
 思わず二度見してしまったマッチメイク表の、一番上に美月の名前があった。
 相手はチョチョカラス。
 それもシングルマッチである。
「あ、来た来た。今夜は頑張ってな」
「な、え……?」
 にこやかに歩み寄って来たジョーカーに対して、美月は陸に上がった魚のように口をぱくぱくさせている。
「そのカード、偉い人に直訴したらあっさり通っちゃった」
「あ、そうなんで……なぁッ!?」
「いやー、何事も言ってみるもんだねえ」
 てへっ、と舌を出してウインクするジョーカーであった。
「そ、そんな、いきなりこんな試合組まれても」
「ナニ言ってんの。私の片棒を担いでもらうんだから、ここはあっさり勝ってもらって」
「勝つって……」
「勝つのさ。それもきっちり3カウントでね」
 困惑する美月の前で、ジョーカーの表情がリング上の冷たい笑顔に変わっていった。


 ジョーカーに伴われ、ジョーカーの映像と入場曲が流れる中で、
 美月はメインイベントのリングに姿を現した。
 それだけで、温まりきった会場は凄まじいブーイングに包まれる。
 そのブーイングの中を、いつものようにニヤニヤしているジョーカーとは対照的に、
 美月はいつも以上の無表情を装ってリングへ歩を進める。
「何があっても動じるなよ。平常心平常心」
「……」
 言われなくても、そうそう感情が表に出ない美月であったが、
 今回は特にジョーカーから念を押されていた。
 周囲へのアピールが不得意なら、中途半端にやろうとせず、あえて全くやらない。
 ジョーカーのアドバイスによる、ヒールならではのキャラクター確立法である。
「さあお出ましだ!」
 青コーナーに落ち着いた美月の背後、エプロンからジョーカーが声を上げた。
 と同時にチョチョカラスの入場が始まる。
 入場ゲートを出て軽く観客にアピールすると、リングに向かって一直線。
 ステージ上からランプを駆け下り、勢いのまま場外からトップロープを飛び越えてリングイン。
 背中を丸めての着地から、流れるような鮮やかさで立ち上がる。
(……あれ?)
 今この人、さらっと凄いことしたような。
 美月がそんなことを考える間もなく、試合開始のゴングが鳴った。
 

 まずは美しいアームホイップ二連発から、
 チョチョカラスは自分よりずっと身長の低い美月にコルバタを決めて見せる。
(流石は王者……!)
 あっという間に三度も宙を舞わされ、ロープを背負いつつ起き上がった美月は、
 さらに突っ込んで来たチョチョカラスに対し、身を屈め、背中に乗せて跳ね上げた。
 すかさずトップロープを掴んだチョチョカラスがエプロンに着地したところで、
 下にいたジョーカーが待ってましたとばかりに場外へ引き摺り下ろす。
「何をするッ!」
 当然怒ったチョチョカラスとジョーカーがやり合い始めたのを尻目に、美月は反対側のロープへ走る。
(こんなことだろうとは思ったけど)
 当たり前のように介入してきたジョーカーに注意の向いた相手目掛け、
 美月はロープのやや手前で踏み切った。
 空中で身を縮め、両足を前に突き出した美月は、トップロープとセカンドロープの間を高速ですり抜けた。
「ぐぁッ!」
 チョチョカラスの横っ面へ、リング内からのドロップキック。
 美月の考えた、頭からではなく足から突っ込むトペ・スイシーダであった。
 すかさず、どうよ、と美月はジョーカーを見たが、いない。
「?」
 その頃、周囲の注目が美月に集まると同時に、ジョーカーはリングの下に潜っていた。
 そして美月たちがいるのとは逆方向から、
 イスを手にして姿を現し、ゆっくり忍び足でリングに上がる。
 まずは場外の美月たちに気を取られているレフェリーの頭を一撃、
 気づいた美月が唖然とする間に、場外で起き上がりかけていたチョチョカラスにもイスを投げつけた。
「上げろ!」
 イキイキと悪行を働くジョーカーの指示を受け、美月はチョチョカラスをリングに押し入れる。
 頭にイスが直撃したチョチョカラスを強制起立させ、電光石火のダイヤモンドカッター。
「やれッ!」
 親指を下に向け、ジョーカーが最後の指示を出す。
 美月にとって、覚悟を決める時であった。
(これがヒールのやり方、か)
 チョチョカラスの頭を太股に挟んだ美月は、親指を自分の首筋に当ててゆっくりと横に引く。
 そして相手の背中に張り付きながら、両足でマットを蹴った勢いで相手ごと前方回転。
 前転式のパイルドライバーが完璧に決まった。


 ダウン中にいくつもの反則を見逃したレフェリーが都合よく蘇生し、
 チョチョカラスに覆い被さる美月を見て3カウントを入れる。
 その瞬間、場内は美月たちが入場してきた時の、さらに数倍のブーイングに包まれた。
「快感だろ?」
 両手を振って憎らしげに観客を煽るジョーカーの横で、
 ヒール美月は、事も無げに自分が下した相手を見下ろしていた。

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by right-o | 2011-06-20 21:36 | 書き物
前回のにリアクションをもらえたので、つい調子に乗ってもう一つ。


web拍手お返事 まだ見てくださってありがとうございます

>ここのジョーカーさん、最高に好きです。

そう言っていただければ何よりです。
ただ、内田といい六角といい、どうも私はこういうキャラクターにしすぎるので、
今後はちょっと気をつけようかなと思ってます。


>マホマホがいませんw 放し飼いですか?w  ダービーを観戦とは羨ましいですねー。それに加えて、SS何気に楽しみにしてるのでよろしく♪

ん?web拍手ですかね。
調子悪かったのかな?

SSの方には最近めっきり出番ありませんが、
もうちょっと美月が出世してから、だらだらの方にも登場する予定です。

ダービーはもう関東にいる限り朝から見に行きます。
まあ府中中山が開催している限り、私は朝食から競馬場で食べないと気が済みません。

読んでいただき、ありがとうございました。


さて、ちょっと余裕があるので明日も上げられるかな?

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 引き続き無人のAAC会場、リングの上。
「ところで折角メキシコに来たんだし、ルチャ殺法でも覚えて帰らない?」
 前転式パイルドライバーのダメージから回復したジョーカーが、
 首の状態を確かめながら言った。
「今時ルチャ殺法て……。大体、無茶な飛び技はやめろとか言ってませんでしたっけ?」
「無茶じゃなきゃいいのさ。あ、ちょうどいいや、
 お手本のついでにパイルドライバーのお返しするから、そこ立って」
 いや、それはアンタがやれって言ったんじゃん。
 そう言いたげな美月に対し、ジョーカーは鼻をならして場外を指さした。

「せーのっ、と」
 場外に立つ美月と反対側のロープへ走ったジョーカーは、
 跳ね返ってきた勢いのまま、美月の目前でトップロープを掴みながら踏み切った。
 体を横に流してロープと平行になりつつ、前方へくるりと一回転。
 見事にちょうど正対する形で回転を終え、真下にいた美月を押し潰した。
「おふっ」
 全体重をほんの一瞬だけ美月に預けたあと、すぐに足を畳んで着地。
 仰向けの美月に手を差し伸べる。
「どうよ?こんなカンジで」
「……まあ、無理ですね」
 多分、飛んで回転するだけなら美月でもできるだろう。
 ただし、その後正確に相手の上目掛けて落下したり、
 まして全くダメージを受けず、自分だけ両足で着地するようなことは到底不可能だ。
「そうかー。じゃあ色々試してみようかね」
「あ、いや、それはまたの機会で……」
 このまま実験台にされ続けてはかなわないので、美月はさっさと会話を引きあげることにした。

 少しあと、美月たちが暮らしているアパートの部屋。
「いやー、探せば見つかるもんだねえ。日本食」
「そうですね……」
 練習後、部屋に帰る途中のスーパーで買ったインスタント味噌汁を啜りながら、
 美月はどうにも納得のいかない顔をしている。
 日本食と言えば日本食だが、
 自分の考えた技がレトルト食品と引き換えというのはちょっと安過ぎる気がする。
 だがジョーカーの方は、先ほどの使用許可の約束について、
 これで無かったことにする気満々であった。
「よく味わってお食べ」
 してやったり、の笑みである。
「……」
 この時ばかりは、世界中に広まりつつある日本食がちょっと恨めしかった。
「さて、ルチャ殺法の話に戻るけど、どんな飛び技だったらできそうかな」
「別に飛び技だけがルチャ・リブレってわけでもないでしょう」
「いやいやいや、日本ではそう思われてるんじゃないの?
 ていうかメキシコに武者修行に来たんだから、普通は飛び技を携えての凱旋帰国じゃないの?
 あと、個人的にジャベ(ルチャの関節技)は凝り過ぎてて嫌い」
 言葉の端々に色褪せたストロングスタイルを覗かせながら、熱弁を振るうジョーカーであった。
「じゃあトペで」
「今時スーパーヘビーでも使うわ」
 俗に言うトペ、正確に言うとトペ・スイシーダは、相羽の得意技だったりする。
 「何も考えずに突っ込んで行くのは、和希さん得意ですもんね」とは美月の弁。
「ならプランチャ」
「宇宙人式、もしくは三角飛び式なら可」
 見た目、単にトップロープを越えて相手の上に落ちるだけに見えるのがプランチャ・スイシーダ。
 しかしディアナは、一旦トップロープに両足で飛び乗り、
 場外鉄柵の向うにいる相手へ大胆に飛んで見せる。
 一度その様子を見たAGEHAが、「アレは宇宙人ですカ!?」と言ったので、
 その後宇宙人式と呼ばれるようになったとかならないとか。
 また、榎本綾の場合、場外にいる相手の目の前ではなく、
 側面側にあたる方のトップロープ上から飛ぶので、三角飛び式と言われる。
「……トペコン」
「譲歩したつもりだろうけど、ノータッチなら可」
 トペ・コンヒーロは、トップロープを飛び越しながら前に回転し、
 丸めた背中から相手にぶつかるという技。
 飛ぶ際にロープを掴むのが原型だが、最近は掴まないで飛ぶのが当たり前のようになりつつある。
 これを得意とするのがドルフィン早瀬で、ジャンプしてから体を丸める前、
 一度背中を大きく反るのが特徴。
 その様子はリングネームの通り、イルカのように美しいと形容される。
「ケブラーダ……ができれば苦労はしないか。
 ふーむ、何か手軽でルチャっぽい技って無いもんかな」
 上を向いて自分の記憶を漁り始めたジョーカーに対し、
 美月はふと、別の考えを思い浮かべていた。
(何も頭や背中を向けて飛んでいく必要は、無いんじゃないかな)
 そんな当たり前の考えが、ちょっと意外な技を編み出す結果になるのだった。

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by right-o | 2011-06-12 21:32 | 書き物
中身についてはひたすら迷走中。
なんでこんなんになったか、自分でもよくわからん。

さてま、WOWOWでエキサイトマッチから引き続いてインヴィクタスを見ながらちまちま書いていたら、
なんとなくできてしまった下のSS。
いい映画の力は凄いなあ。

例によってRKOが本題ではありません。


流石にもう誰が見てるかわかりませんが、それでもたまーに何か書きたくはなるので、
ちょっとずつ進めて行こうと思います。

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by right-o | 2011-06-06 23:42 | その他
 メキシコのとある平日。
 観客のいない、がらんとしたAACの常設会場で、
 美月とジョーカーが実戦形式のスパーリングをしていた。
「はっ!」
 背後をとった美月が、ジョーカーの両肩に手をかける。
 腕の力で自分の体を持ち上げつつ、跳び箱を跳ぶような形でジャンプ。
 ジョーカーを飛び越しつつ後頭部を掴み、落差のあるフェイスクラッシャー……というのが、
 前の試合で美月が見せた新技だったのだが、
「ふふん」
 ジョーカーは身を屈めて美月をかわし、自分の前に着地した美月の両肩を掴む。
 そこから、一瞬前の美月の動きをなぞる様に、跳び箱の要領で美月を飛び越しながら、
 空中でやや体を左に傾けて、真下にある美月の後頭部を右膝の内側で蹴りつけた。
 そのまま右足に体重を預けることで、美月の頭をギロチンドロップの形でマットに叩きつける。
 美月の額がマットで弾んだ。
「くぅッ……!」
「ひひひ」
 頭を強打して動けない美月を見下ろし、ジョーカーはいたずらっぽい素の表情を見せた。
 が、次の瞬間には試合モードの冷たい笑顔に切り替わり、
 うつ伏せからゆっくりと起き上がろうとする美月の横から、頭を突き合わせるように倒れ込みつつ、
 両手でマットを大きく叩く。
 手をついて少しずつ起き上がろうとする相手を、ジョーカーは間近で舌舐めずりしながら観察。
 遂に美月が上体を起こす寸前、前に突き出た首へ飛びつく。
 溜めを作ってから大きく躍動し、説得力十分のダイヤモンドカッターで切って落とした。


「一時期ちょっと流行り過ぎた感があったけど、良い技だよね。ダイヤモンドカッター」
「……」
 リング上、胡坐をかいてペットボトルの水を飲むジョーカーの横で、
 美月はどうにか、うつ伏せから仰向けに体を転がし、天井を仰いだ。
 まだ頭がガンガン鳴っていて、酷く痛む。
「何より仕掛ける相手を選ばないところがいい。機会があれば使ってみるといいよ」
 メキシコに来てからこっち、二週間ほど一緒にいてわかったことだが、
 ジョーカーは試合中とその他のオン・オフの切り替えが非常にはっきりしていて、
 しかもその落差が激しい。
 ずる賢く嗜虐的なヒールの仮面を取ってしまえば、ファン気質を多分に残した茶目っけのある少女である。
 年齢も多分、美月とそんなに変わらない。
「……それはともかく、さっき人の技を盗みましたよね」
「ふふん、人聞きの悪い。ちょっとアレンジを加えれば、もう別の技と言ってもいいのだよ。
 小指の角度が違うってね」
 たまに美月でも知らない日本のプロレスの故事を引いてきたりもする。
「まあ正直、良い技だから是非使わせてもらいたいんだけど、ダメかな?」
 それでも一応マジメに許可を求めてくるあたり、良い奴ではある。
「……そろそろ日本食が恋しくなったんですけど」
 で、マジメに来られると、ついこんな答え方をしてしまう辺り、美月は間違いなく嫌な奴である。
「う、さらっと無茶言うなあ。うーん、まあ……探してみる。
 さて、そんなことよりも」
 ジョーカーはペットボトルを投げ捨てて立ち上がった。
「この前の試合、もっと凄い技を出したろ。アレをもう一回見たい」
「アレ?」
「パイルドライバー。あれは絶対に自分のモノにすべきだ」
 前の試合、美月はターニャを前転式のパイルドライバーで完全KOしたのだ。
 ただそれは、美月が通常のパイルドライバーを仕掛けようとしたところを、
 力任せに返そうとしたターニャが勢い余って後ろに倒れたため、偶然そうなったようなものであった。
「あの形を自力でできるとは思えないんですが」
「とりあえず試してみることさ。もしあの形をモノにできれば、今まで全く見たことの無い新しい技になる。
 美月の代名詞になるぞ。それにもっと大げさに言えば、……プロレスの歴史に残るね」
 妙に熱っぽく語るジョーカーに対し、そういうもんですかね、
 という感じで、美月は仕方なく付き合うことにした。

 屈ませたジョーカーの頭を自分の太股に挟み、体に両手を回してホールド。
 そこから持ち上げて尻餅をつくことで、相手の頭頂部をマットに叩きつけるのが通常のパイルドライバー。
 しかし、これから美月がしようとしていることは逆であった。
(そういえば、あの時は必死で背中に張り付いてたんだった)
 持ち上げるのではなく、背中の上に覆い被さるようにべったりと相手に張り付く。
 こうすることで、回転の軸が低い位置にくる。
「よっ」
 小さく気合をつけ、ジョーカーの頭を挟んだままジャンプした。
「おおっ」
 美月の重さと勢いに引き摺られたジョーカーの頭が、立った時と同じ位置に上がり、
 そこからさらに4分の1の孤を描いてマットに激突する。
「ごふっ」
 綺麗にパイルドライバーの形で頭から着地したジョーカーは、
 しばらく両足をバタバタさせながら子供のように痛がっていた。
「こ、これは……二人分の体重に加えて遠心力の勢いが加わって……
 ふふ、説得力は申し分無いな……」
 痛がりながらも何故か嬉しそうに呟いているジョーカーを見下ろして、
 美月もようやく小さな手応えを感じていた。
 この技なら、やり方次第ではどんな相手にも掛けられ、威力はジョーカーが身を以て証明してくれた。
 加えて誰の真似でも無い。
 自分だけの必殺技。
 これまで地味を通して来たプロレスラーが、ようやく小さな輝きを手に入れた。

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by right-o | 2011-06-06 23:33 | 書き物