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どうも旅行記気分が抜け切らない今日この頃。
仕事に身が入りません。


旅行と言えば、私は移動中の暇つぶしによく本を読みます。
ipodやDSも暇つぶしにはいいですが、電子機器は飛行機内での使用に制限を受けるため、
離着陸中だろうが構わず読める文庫本が一番かなと。

それで最近はひたすら司馬遼太郎本ばかりだったんですが、先日ほとんど読みつくしてしまいまして、
さて次はどうしようかと思って秋葉の書泉で物色していたところ、ふと「銀河英雄伝説」が目に入ったんですよ。

帰りの道すがらずーっと読んでいたんですが、いやあ、面白い。
まだ黎明篇が終わっただけですけど、とりあえずここまでをアニメの方でも見てみようかな。


web拍手お返事 お土産ありがとうございます

>大遠征お疲れ様です。ラッキー都民・カレーマンです。本日はどうもありがとうございました。いやー、買い込んだシャツが役に立ちました。また何かの機会がありましたらよろしくお願いいたします。

府中お疲れ様でした。
…………それにしても、リフレックスめ。

それはともかく、アレは何かの折に着ればネタになりそうなので、ありがたく頂いておきます。
またどこかでお会いしましょう。
府中か中山か、それ以外か。


>やはりそれぞれのリングインには元ネタがあるんですね。みぎりのだけは知っていますが、他の人は知らないため各選手のオリジナルのような感じがして、それはそれで楽しめました。なお先日の「()」は「(笑)」としようとしたところ、誤って送ってしまったものです。

あ、()はそういうことでしたか。
いやもしかしたら()内にHNを入れるつもりだったのかなと思ったので。

元ネタといっても大体一つには絞れないんですが、

ソニック&美沙→ライガー、タイガーマスク等
市ヶ谷→無し?
みぎり→高山、ケイン、ビッグショー等
鏡→忘れた(WWEの…誰だっけ)
十六夜(リングアウト)→ケイン、アンダーテイカー等
八島(リングイン)→アンダーテイカー
八島(リングアウト)→ファルーク等
滝→HBK
村上姉妹→ジェリコ
祐希子→HARASHIMA等
真田→新日の若手とか
綾→クラッシュ
小川→植松等


この話を思いついたきっかけは、少し前に会社の食堂で昼飯を食べながらNHKを見ていた時、
地方の町だか村だかを紹介する番組で地元のプロレス団体が取り上げられていて、
それに出ていた植松寿絵のリングインが目についたからなんですよ。

あとは多分、エキプロで選手エディットやってた影響もあると思います。


ところでハリキリキリコさん復活だそうで。
正直愛はいつ終わるかと思っていたので、かなり意外でした。
この調子でサバ2キャラも追加してくだしあ。

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10日間で一都二県をめぐる旅を終え、ようやく福岡に帰って来ました。

ひとまずは、Nさん、シンさん、ツォンさん、大先輩、そしてカレーマンさん、
どうもお世話になりました。


web拍手お返事 即興の思いつきでしたが、ありがとうございます。

>昔、ストーンコールド(胴長)は潜ってリングインしようとしてよく引っかか(ry

そういえば。
ただ、それでも何かうまいこと誤魔化してたような覚えがあります。

ストーンコールドはリングアウトの方で取り上げようかと思ったんですが、
誰にやらすかで迷ってやめました。


>試合の内容に関わる部分…どうせならドラゴンリングインに挑戦しろという意味ですね。わかります。

もちろん、リングインと言えば当然それも考えました。ちょっと意味合いが違うけど。
が、これまた誰にやらせるかで断念。
強いてやるなら霧子さんあたりか。


>それぞれの選手のを想像できて面白かったです。是非とも次回は「鏡式リングイン」を!()

鏡はメリーナ式(開脚しながらサードロープをくぐる)と迷った末、
ちょっと品が無いので結局この形に。これでもちょっとイメージに合わないかも知れません。

鏡のは、次に試合で出す時にオリジナルで何か考えようかと思います。適度にエロイのを。

ところで、最後の () は……?


>カレーマンさん

というわけで、本日はお疲れ様でした。
それとお土産までいただき、本当にありがとうございました。
それにしてもしかし、わかりやす過ぎる格好でしたね。

またその内機会があれば、関東でお会いしましょう。


>教訓「過ぎたるは及ばざるが如し」と言うことですね。

まあ……結局たかがリングインというか、
この当たりの細かい仕草は後から自分で工夫していけばいいんですよ。多分。

でも、やっぱりプロはリングイン一つ取っても凝るものだと思います。
注目してみると結構面白いですよ。


>馬コーナーの二人がどんどんやさぐれてますが、これも仕様ですか?

全くもって仕様です。
しかも、いつの間にかやさぐれ度合いが「美月>ジョーカー」になっているのも仕様です。
美月便利過ぎる。


>アンライバルドはノーリーズンの気配がしてきたねぇ>mosuke

要は鞍上がイレ込まないようにすればいいんじゃないか。
そんな風に思っていた時期が、自分にも(ry

流石に落馬した時と比べるのはあんまりでしょうけど、
ややネタの臭いが強くなってきました。
ただ距離短縮すれば走るのかも知れないので、まだ何とも言えませんが。



と、思ったより沢山の拍手がいただけて嬉しい限り。

そうそう、リングインSSにはそれぞれ元ネタがあります。
といってリングインなので、必ずしも1レスラーに固有のものではありませんけどね。
ちなみに神田だけはボクサーが元ネタです。


さて、疲れました。
その他のこまごまは明日以降に。

あ、ツォンさんのところとリンクさせて頂きました。

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美:どうせ当たらねぇよ。ジ:じゃあ見送れよ…
美:それはできない。


菊花賞

◎アンライバルド
○アントニオバローズ
△シェーンヴァルト
△アドマイヤメジャー


今週の切り札

▲フォゲッタブル

美:忘れとけ。
ジ:いや、この馬の血統がだな…
美:エアグルーヴの子供には二種類しかない。
アドマイヤグルーヴと、それ以外だ。
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by right-o | 2009-10-25 15:35
 相羽和希、ノエル白石、それに杉浦美月が、寮の一室に集まっていた。
 三人揃ってのデビュー戦を翌日に控えたこの夜、彼女たちは、明日から始まる自分たちのキャリアについて語らいながら、
 それぞれに(専ら相羽と美月が)高まる緊張を和らげようとしていた。

「そういえば、最初リングに入る時ってどうするんだろう」
「リングに入る時って……ああ、リングインの方法ですか」
「うん。でも新人の内は、あんまり目立つことしない方がいいのかな」
「いえ」
 会話の途中で、美月の眼鏡がキラリと光った。
 丸机を挟んで盛り上がる二人をよそに、傍らでは机に突っ伏したノエルが寝息を立てている。
「新人かベテランかなどということは関係ありません。
 プロレスラーたるものは目立つのが仕事。そのためにはリングイン一つとっても工夫が必要です」
「そうかなあ。でも、その辺は全然教えられてないよ?」
「まあわざわざ練習するものでもありませんけどね。
 ただ確かに……目立つと言っても、リングインの方法など流石にやり尽くされているでしょうし、
 今更独自のものを研究する時間もありません」
「ってことは、やっぱり普通に……」
「そうではなくて、手っ取り早く言えば誰かの真似をすればいいんですよ」
 ここで暫く、相羽と美月は視線を中に浮かせて考え込んだ。
「うーん、真似って言われても……」
「とりあえず、思いつく限り先輩方のリングイン方法を上げてみましょうか」
「ん~……ああ、ソニック先輩はカッコイイよね!」
 ソニックキャットは、入場時コーナーに上ってポーズを決めたあとでリングへ飛び下りる。
 同じパターンのリングインは他にウィッチ美沙がいて、
 こちらはコーナー上で「美沙があなたを裁判します!」と言ってから。
「最初にコーナーへ上る形ですね。これは目立ちますが……何というか、キャラが確立してる人専用じゃないでしょうか」
「あと覚えてるのが、市ヶ谷先輩」
「ああ、アレ……」
 市ヶ谷の場合、必ずお付の二人がトップロープとセカンドロープを一杯に広げたところで、本人が悠々とロープを跨ぐ。
「あの人ならではですね。他人には真似できません」
「真似できないと言えば、前にみぎり先輩が一回だけトップロープ跨いだよね?」
「直後に本人が恥ずかしさでへたり込んだ時ですね。誰がやらせたんでしょうか」
「他だと、鏡先輩のもよく覚えてる」
 鏡は、エプロンから客席に向けて自分の肢体を見せびらかすように体を反りつつ、
 そのままサードロープを蹴ってぐるりと反転し、リング内に着地する。
 ちなみに同じ方法でリングアウトするのが十六夜美響で、
 こちらはリング内からロープに背を預けながらトップロープ越しにセカンドロープを掴み、
 同じく後ろに一回転して場外に下りる。
 こちらは鏡と違って色気を感じさせず、十六夜の体格に似合わない身軽さを示しているかのようであった。
「残念ながら、和希さんでは誰も喜びません」
「う、でも美月ちゃんに言われたくない」
「……。さて、私が印象に残っているのは、まず八島先輩でしょうか」
「え、普通じゃない?」
「いやまあ、普通なんですけどね。そこを普通に感じさせないのがあの人というか」
 八島のリングインはゆっくりとセカンドロープからリングに入るだけなのだが、
 対戦相手への視線を外さないまま、あの大きな体がのそりとロープをくぐる様は、なんとも言えない迫力があった。
 ついでに言えば八島はリングアウトの方が少し凝っていて、
 トップロープから乗り出してサードロープを掴み、そのまま体を横に逃がして場外へ着地する。
「あとは、滝先輩、祐希子先輩、真田先輩ぐらいですか」
 滝は、ロープをくぐる前にセカンドロープに片足を引っ掛け、客席に投げキッスやら何やらとアピールする。
 ちなみにこれと同じ形で客に悪態を吐くのが村上姉妹。
 祐希子の場合は片手でトップロープを持ってひらりと飛び越え、
 真田は花道からダッシュしてきた勢いのままリングに向かって滑り込む。
 どちらも選手のキャラクターがよく現れていて、客ウケがよかった。
「そうそう、綾先輩のは可愛いよね」
「小川先輩なんかは単純ながら一工夫ある感じですね。それと神田先輩はリングインが突然派手になりましたっけ」
 榎本綾はセカンドロープを掴んだあとで小さく跳ね、片足ずつリングに着くのではなく、一気に体をロープの中へ入れてしまう。
 これもリングをちょこまかと動き回る彼女の個性が現れていると言えた。
 小川はロープに正対してからまず上体でトップロープをくぐり、
 次いで差し入れた右足でサードロープを蹴って残った左足を抜く、珍しい形。
 最後の神田は、何に感化されたのか、両手でトップロープを握ってから前転してのリングインを最近やり始めた。
「う~ん、どうしようかな~」
「迷いますね……」
 話が尽きない二人の傍らで、「もっと試合の内容に関わる部分について議論しろよ」と、
 ノエルが思っていたかどうかは定かではない。

 翌日。
 まず真田式リングインを試みた相羽は、滑り込んだ際にリングと自分の間に起こった摩擦熱で悶絶し、
 次いで小川の真似をしてみた美月は、サードロープを蹴り損ねて前にずっこける。
 そんな二人を尻目に、ノエルだけが神田と同じ方法で華麗にロープを飛び越えて見せたのだった。
 が、雑誌やらネットやらでは失敗した相羽と美月の方に注目が集まったのだから、
 本人たちの思惑はどうあれ、目立つということに関しては成功したと言えなくもない。

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by right-o | 2009-10-20 21:23 | 書き物
一昨日泊めてもらったジャンプさんの家で、
クライマックスで出たアンソロを初めて読んだんですよ。
その巻末の作者コメント欄なんですけどね。

いや違うんですよ別に気取ってるわけじゃないんですよ全然

って言いたいぐらい自分のコメントが恥ずかしかった……
書くことないから名前とアドレス載せてもらっただけなんで本当に。


web拍手お返事 感想ありがとうございます。

>オリゼーさん

読んでくださってありがとうございます。
終わってみれば悔しさばかり残った文章でしたが、それでもあんな感想をいただけて救われました。

とにかく、ニヤリとしてもらえたなら狙い通りです。
事前に見栄を切ったからにはもう少し暴れさせたかったですけどね。

しかし、我ながら随分まわりから浮いた作品になってしまいました。
悪い意味で。


>カレーマンさん

申し訳無い。
深大寺に着いた時には、もう1レースが始まってました……
多分今週もいますんで、お暇ならまた。

で、秋華賞。
名勝負は名勝負ですが、なんかスッキリしなかったですね。
審議の有無に関係無く。

これだから後ろから行く馬は嫌なんだ……とまでは言いませんけど。
でも松永厩舎のGⅠ勝利はめでたいです。



今週は埼玉で研修中。
農業と違って精神的に疲れます。

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ジ:……何のことだ?
美:言ってみただけ。


秋華賞
◎:ブエナビスタ
○:レッドディザイア
△:ジェルミナル
△:ワイドサファイア

美:秋華賞はオークスよりむしろ桜花賞の結果が重要。
ジ:どっちも三位まで同じ顔触れじゃないか。
美:まあ、今回も固いんじゃないかなってこと。


今週の切り札!
▲モルガナイト

ジ:ここで上がり馬が一発穴を空けてくれるはず。
美:といっても既に注目されて穴人気してますけどね。


ジ:しっかし当たらんな。美:生観戦が好きだからといって、別にパドック見るでも無いですから。書いてる人。
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by right-o | 2009-10-18 14:49
愛で中森が引退しまして、龍子にもフラグが点灯中。
いい機会なので、ここらを区切りに軍団名を変更しようかと思ってます。

で、タイトルが新軍団名候補。もしくは「スカーレッツ」。
最近馬名枠(?)が一つ空いたというのと、某紅い吸血鬼姉妹との両方の意味合いで。

そうなると軍団のテーマ曲はこれ。



web拍手 あれからもう何年か……ありがとうございます。

>いまだに「クロスフェイス」の文字だけで泣きそうになってしまいます。逆エビ固めとフェイスロックにアレだけの説得力をもたせた二人の功績は偉大です。個人的に。(カレーマン)

「ベストテクニカルレスラー」でありながら「凶獣」という、正反対のスタイルが矛盾無く同居してた不思議なキャラでしたね。
なかなかあんな人は出てこないでしょう。

ところでベノワのライバルと言えば、私はカートではなくジェリコが思い浮かびます。
対カート戦はどれも名勝負扱いですが……リアルタイムで見てた時はほとんど結果が予想できて、
どうも素直に見れなかった覚えが。


>反則さえ技術として身につけ実行する仕事人・中森あずみ、格好いいです。

ややヒールモードも中森さん。
仕事人=確実に勝利を求める人、とこじつければ、
逆に勝つためなら何でもありとも言えるかなと。


>こんばんわ、シローです。今回は残念でしたね・・・。作品は、なにゆえ購入した作品が多いので、少し遅くなるかもしれませんが読ませて頂いたら必ず感想書かせて頂きますね~。それではまたお会いできる事を楽しみにしております~♪

本当にありがとうございます。
読むに耐えるものかはわかりませんが……

またいつになるかわかりませんが、次のオフ会でお会いした時には、
是非当日の様子など聞かせてください。


おっとそうそう、昨日に引き続いて大先輩のブログともリンクさせていただきました。
日曜日はよろしくお願いします。
多分、府中でメタメタにされてがっくり落ち込んでますから。


というわけで、季節外れに浅黒くなりながらの農家体験も終わり、
週明けからの別の研修に向けて明日から関東へ出発です。
今週は府中として、来週の菊花賞をどこで見るかが悩み所。

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mosukeさん押しの波に。
も、もちろんウチも応援してますよ!

やっぱり受け入れ先に話つけてクライマックス行けばよかった……


web拍手お返事 ウチなんかをありがとうございます。

>新咲柊です。前々からお願いする機会を逃していましたので、この機会にお願いします。リンクさせてください。m(__)mということで、クライマックスは残念でしたが、次のオフ会でお会いできる事を楽しみにしております。研修とか大変そうですが、頑張って下さい。それではまた。

ええもう、どうぞどうぞ。
ウチなんかで良ければいくらでも。

新咲さんといえば、言うまでもなく上原さん押しで有名ですが、
そういえば自分で上原さん扱ったこと無かったような。
ウチで出すとすれば、激闘龍で校長役か……
このままだといつの話になるやら。



さて、下は同声対決です。
元ネタはジェリコ対ベノワのカナダ人対決。
色々と強引なこじ付け設定です。
ここからT-WINS原稿の没ネタに繋ぎます。

今思えば、まだこっちの方がよかったかも。

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 リング上、向かい合う両者には共通点が多かった。
 ともに関節技に抜群の技術を持ちながら、それでいて他の分野も器用にこなし、
 誰とでも試合を作ることができる試合巧者ぶりは、どこか職人気質のようなものを感じさせる。
 さらに申し分の無い体格と容姿まで兼ね備えた二人は、レスラーとして完璧と言っていいかも知れない。
 ただ一点、“華”の有無ということだけが、この二人の歩く道筋を区別していた。
 片や、初めからスターになるべくして日の当たる道を用意されていた六角葉月と、
 目立たない存在から実力で六角と肩を並べる扱いを勝ち取った中森あずみ。
 因縁というほど明確なものでは無いにしても、二人は互いの存在を意識していた。


「っ!」
 ゴングと同時に、どちらからともなくロックアップで組み合う。
 そのまま膝をつき、目まぐるしい勢いでバックの取り合い。
 これを制した六角が中森の背中で半回転してフロントネックロックにいけば、
 自分の首に回った手を取って即座に捻り上げ、中森が切り返す。
 テクニシャン同士ならではの息詰まる攻防ではあったが、長く続けても埒が明かない。
 再度組み合った姿勢から立ち上がったところで、六角が中森を両手で突き放して間合いを空けた。
「そらッ」
 バチッ、と乾いた音を立て、六角の逆水平が中森の胸板を打った。
 対して、
「ふんっ」
 中森は躊躇無く拳を引き、六角の頬を殴りつけた。
 技術よりも荒々しさを感じさせるショートフックだったが、別段六角を憎んでの攻撃ではなく、いつものことである。
 リングの仕事人にとって、レフェリーが見逃す程度なら反則も技術の内。
 この辺り、二人のレスラーの成り立ちの違いが出ていた。

 どこを取ってもほぼ互角の両者だが、だからこそ戦っていく内にスタイルの違いが少しずつ際立っていった。
 飛び技も織り交ぜながら華麗に戦う六角に対し、中森はどちらかというと力攻めを好み、魅せる要素が少ない。
 その辺りの微妙な違いが逆に噛み合って、戦いは一進一退の好試合となっていった。
「おりゃっ!」
 走り込んできた中森へ、六角のニーリフトがカウンターで決まる。
 鳩尾に膝頭が突き刺さり、中森は一瞬呼吸を失った。
「これは、ちょっと痛いぜ!」
 前のめりになった中森の両腕を頭の上で組み、ダブルアームスープレックスの体勢。
 しかし六角は、背後に投げ捨てると見せかけて頂点で腕を放し、立てた自分の膝の上へ中森の背中を叩きつけた。
 ダブルアーム式のバックブリーカーという、珍しい動きである。
「ぐッ……!」 
 また別の痛みで呼吸を失ってうつぶせに倒れた中森の両足を、上を跨いだ六角が一本ずつ抱え上げた。
「そらっ!!」
 通常の逆エビ固めの体勢から腰を落とすことなく立ち上がり、中森の両足を抱えたままで中森の頭の上を跨ぐ形。
 自然、中森は顎の辺りがマットに引っ掛かるようにして逆さまになり、
 足を後ろに引っ張られることで、腰を中心に体を背中側に折り畳まれるような格好になる。
「くぅ……!!」
 超高角度の逆エビ固め。
 地味な痛め技を、六角が自己流にアレンジした得意の決め技であった。
「ギブアップだよ!」
 膝を抱え込むようにしてさらに角度をつけ、六角が極めに入る。
 が、この動作が逆に中森へ脱出を許した。
「誰が……!」
 顔をマットにつけて大きく反り返った姿勢から、引っ掛かっている頭を前に出すことで技を抜けたのである。
 痛めた背中に大きな負担をかけながら、中森はどうにかギブアップを免れた。
「ちっ、しぶといねッ!」
 とはいえかなり消耗した中森に対し、六角はすかさず追撃をかける。
 文字通りロープに飛んだ六角はセカンドロープを両足で蹴り、
 リング中央に横たわる中森に向かって低空のムーンサルトプレス。
 金色の髪が綺麗な軌跡を描いたが、これは中森に転がって避けられた。
「おっと」
 と、普通ならべたりとマットの上へ墜落するところで、六角は器用に両足を畳んで着地を決める。
 非凡な運動神経のなせる技だが、今回はそれが災いした。
 逆転の機会を伺っていた中森は、ここまで読んでいたのである。
「なっ!?」
 着地の衝撃に備えて縮めた体を伸ばすよりも、素早く立ち上がった中森が組みつく方が早かった。
 うつ伏せに引き倒した六角の右腕を両足で挟みこみ、組んだ両手を顔の前に引っ掛けて思いきり背中を反らす。
 クロスフェイスと呼ばれる中森の必殺技だった。
「……!!」
「諦めろッ!」
 顔、首、肩を極めるこの技にかかっては、悲鳴すら上げさせてもらえない。
 それでも、六角は左手を前に出し、ロープを求めてわずかずつ前進して行く。
「だったら……!!」
 だが、中森は一瞬腕を緩めると、組んだ両手を六角の首の下に捻じ込んだ。
 そこから手加減無しに力を込め、首を背中側へねじ切るような勢いで締めあげる。
 呼吸を止められた六角の動きが完全に止まり、前へ突き出されていた左手も、マットを叩くかどうか迷い始めたようだった。


(流石にしぶとかったが……)
 自分のコーナーにもたれながら、中森は勝利の余韻に浸っていた。
 勝てばさっさと引き上げていた中森にとって、これは初めてのことである。
 それほど、目の前で大勢に介抱されている相手を下したことは格別であった。
 結局六角の左手はマットを叩くことなくその場に崩れ落ち、それを見たレフェリーが試合を止めた。
 そのままの姿勢で突っ伏している六角の顔は見えないが、一体どんな表情をしているのかと、
 中森は柄に無くそんなことを考えてしまった。
「ま、悔しければ勝って私を否定してみろ」
 似た者を倒した中森は、ぼそりと呟いてリングを下りた。

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by right-o | 2009-10-14 21:02 | 書き物
昨日は田んぼの隅を鎌で刈りながら、「俺は何をやってるんだろう」とひたすら思っていました。


いいなー、クライマックス行けた人、いいなー……


web拍手お返事 なんかもう色々ありがとうございます。

>せっかくだから俺はこの真帆的なものを選ぶぜ!ということで(?)何か真帆らしきUMAを見かけたら捕獲しておきます。レッスルクライマックス不参加は残念ですが、しっかりライトオさんとの与太話から生まれた本を売ってきます。いろいろ感想戦なども楽しみにしていたのですが、それはまたのオフにでも。次の機会を楽しみにしておりますっ

そういえば、いつかのオフ会の時に話が出たんでしたっけ。
……。

今さらですが、HIGEさん本当にお疲れ様でした。
結局何もお手伝いしてませんね。

また今度、多分大阪で会いましょう。
真帆的なものがあればその時にでも見させてください。


>府中 あぁ、いいですね、府中。何かの機会に是非よろしくお願いします。(カレーマン)

待ち合わせはハロンボウの前でいいですか?と、余計なことを言ってみる。

昨日今日以外なら、私はもう秋天でもJCでも、淀でも名古屋でも構いませんけどね。
とりあえず今月の17~25は関東にいるので、日曜の1レース前に深大寺で鳥そば食べながら勝馬読んでると思いますが、
とりあえず機会があればということで。



さて…
ぼちぼち何かしましょうか。

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