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ダービー
◎アンライバルド
○トライアンフマーチ
△アイアンルック
△ブレイクランアウト

美:スプリングS→皐月賞連勝馬=2冠馬。
  あと最近マイルカップ組が好調。でもカプチーノはネタ馬。


今週の切り札!

▲ナカヤマフェスタ

ジ:名前に反して府中が得意…って昨日の予想番組で言ってたぞ。



皐月賞で距離を敗因に上げていた馬が何をしに来たか訝りつつ、
今年は慌ただしくダービーを観戦します。  

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 とある大きな団体でのお話。
 この団体には、天才と呼ばれ、その将来に大きな期待をかけられた一人のレスラーがいた。
 武藤めぐみ。
 抜群の身体能力とプロレスセンス、ついでに客ウケする容姿まで兼ね備えた彼女は、
 マイクアピールがちょっと下手なのが玉に傷だが、
 大げさに言えば、その団体どころか業界全体の次代を担う存在として注目を集めていた。


 今日はそんなめぐみが、初めてタイトルマッチに挑む日だった。
 迎え撃つ王者は菊池理宇。
 団体に二つあるシングルベルトの内の一つ、
 いわゆる中堅層が奪い合う方のベルトを長く守ってきた菊池としては、
 急成長してきた若手に対し、この辺りで先輩の威厳を示しておきたいところである。

「っ!?」
 試合はまず、めぐみの強烈なローキックから幕を開けた。
 続けてもう一発入れてから、更にミドルキックへと繋ぐ。
(そっちがその気なら…!)
 打撃でやり合うのは菊池としても望むところ。
 背の高いめぐみへ飛び掛かるようにしてエルボーを返し、一歩も退かない気合を見せる。
 が、何度目かの応酬の時、菊池が振り抜いた肘が虚しく空を切った。
「えっ?」
 菊池の肘に合わせて、めぐみは自分から勢い良く後ろに倒れ、
 頭を下にして体を丸めていたのだ。
 その状態から身体のバネを使って即座に立ち上がると、
 意表を突かれた菊池へ、側頭部を狙ってのハイキック。
「うっ…!?」
 思わず腰を落とし、上体だけを起こして座り込んだ菊池に向かい、
 めぐみはさらにその胸板へローキックを蹴り込む。
 しかし菊池もやられっ放しではなかった。
 正面から来るめぐみの右足に合わせて自分から体を倒し、
 マットへ仰向けに寝る形でめぐみの足をやり過ごしたのだ。
(私だって、これぐらい…!)
 めぐみの赤いリングシューズが音を立てて目の前を通り過ぎたあと、
 当然菊池はすぐに起き上がろうとしたが、
「はっ」
 ローキックを避けられためぐみは、振り抜いた右足の勢いに任せて体を90°旋回させ、
 横になった菊池に背を向ける形でその左側面に立ち、バック宙。
 ふわりとその場飛びのムーンサルトで舞い上がり、起き上がりかけていた菊池を華麗に押し潰した。
(な、なんなの…)
 変幻自在としか言いようの無い動きで、まずは天才が試合のペースを握るのだった。

 とはいえ、やはり菊池も押されてばかりではない。
 ヘッドバットなど、負けん気を露わにした無骨な攻めで強引に流れを引き寄せると、
 めぐみの背後に組み付いてバックドロップの体勢へ。
「やぁッ!!」
 右脇の下に頭を差し入れたような状態から、左腕を相手の首の後ろへ回して左肩へ掛け、
 右腕は右の太股を下から支えるように股の間を通す。
 菊池はそのまま、自分より10cm大きい相手を背後より持ち上げた。
 そして上げきったところで肩に掛けていた左腕を放すと、
 そのまま開脚して尻餅をつき、変形のシットダウンパワーボムでめぐみをマットに叩きつけたのだった。
(一気に決める!)
 菊池はフォールが返されるのを待たずに自分から立ち上がると、
 ぐったりしためぐみを引き摺ってコーナーの前へ。
「いくよッ!!」
 一気にコーナートップへ飛び上がり、得意技のシューティングスタープレスで勝負に出た。
 宙返りしながら前方に飛ぶ、という、高低差が可能にした矛盾する動きで、
 今度は菊池がめぐみを押し潰しにかかる。
 しかし、めぐみの肩が上がらなかったにも関わらず、レフェリーはカウントをツーで止めた。
「なっ、どうして…!?」
 レフェリーが指で示した先に、めぐみの長い足がかろうじてサードロープに引っ掛かっていたのだ。
 こういったキャリアに似合わない冷静さも、めぐみの大物感を表す一部分かも知れない。
「くっ…!」
 ただ一旦は微妙な勝負のアヤに泣いても、以前菊池が優勢なことには変わりがない。
 今度はリング中央にめぐみを立たせ、
 エルボーの連打から会場中に鈍い音を響かせてのヘッドバットで棒立ちにさせると、
 正面のロープを飛び越えてエプロンに立つ。
(今度こそ!)
 トップロープを踏み台にして飛ぶ、見事なゼロ戦ミサイルキックだったが、
「…シッ!」
 逆転のチャンスを窺っていためぐみは、すかさず身をかわしつつ、
 体を横にして飛んでくる菊池へ強烈なミドルキックを入れて撃ち落とした。
「いっ…!?」
 驚きながらもすぐに立ち上がろうと膝をついた菊池に対し、さらに側頭部を蹴りつける。
 右から、左からと足を振り抜いて尻餅をつかせたあと、
 起きている上体へのローキックを今度は完璧に決めて薙ぎ倒し、完全なダウンを奪った。
 そこからめぐみはフォールへ行かず、横になった菊池の側面にあたるロープに向かって走り込む。
(まだま…だ…!)
 頭を揺らされ霞がかった意識の中、菊池は、
 高低差の全くない地点から、“宙返りしつつ前方に飛んで”自分に降ってくるめぐみの姿を見ていた。
 その場飛びのシューティングスタープレス、という目を疑うような挙動を、
 めぐみは全く初めての挑戦であっさりと成功させたのだった。


「あ、いりません」
 大歓声の中、めぐみは自分に贈られようとするベルトに対して両手を振って拒否し、
 代わりにマイクを要求した。
 この反応を見て、客席は冷めるどころか逆に盛り上がりを高める。
 こんなベルトは要らない、欲しいのは一番権威のあるベルトだけ――
 ファンとしては、大体こんなふうな内容の発現を期待していたのだろう。
 だが、
『あの、ええっと』
 プロレスラーとは思えない“素”のテンションで語り始めためぐみは、
『しばらく旅に出ます。探さないでください』
 頭を掻きながらそれだけ言うと、頭上に疑問符を乗せた観客をそのままにして、
 自分はさっさと引き上げてしまう。
 何とかと天才は紙一重と言うけれど、
 プロレスの天才も、他人には理解できない自分だけの世界を持っているらしかった。

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by right-o | 2009-05-31 14:47 | 書き物
ようやく平日のネット環境が整いました。
しかしSSはもうちょっとお待ちを…


web拍手お返事 アイデアをありがとうございます

>そう言えば、女剣客殿は大下戸だったような。となると、あの酒精漂う用心棒殿ならばもしくは。でも挑戦してくれるかなァ。

へー、その情報は知りませんでした。
そういえば2ではまだ雇ったことがなかったっけ。

ただやっぱり動機が弱いですかね。
まあそこをこじつけるのが楽しいんですけど。


さて、ハードコアの次回に向けて大体3案出ましたが…
次は一息入れて何か別の話になると思います。
アイデアは全部どこかで使わせてもらいますけどね。



先輩の厚意で回線を回してもらえたんですが、
野晒しのLANケーブルを2階から1階へ垂らしてるだけという力技。
危ないかなあ。

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美:なんと今週はスペシャルゲストが。
?:な、なんなのです、どうして美沙連れてこられ…
ジ:…誰か返してこい。ココではうまく扱えないから。
美:どうしてって、ただこのネタをやりたいがためですよね。


美:というわけでこの番組は以下略。
  さっさと予想に移りましょう。
ジ:フッ、先週は見事に的中だったぞ。
美:いや、単勝170円を当てて自慢されても。


オークス
◎ダノンベルベール
○ブロードストリート
△ジェルミナル
△ディアジーナ

美:ま、データ的にはとにかく桜花賞組が優秀ってことですか。着順は問わず。
ジ:その割には、あまり予想に反映されてない気がするが。
美:…"つかない"んだよ。こうでもしないと。


今週の切り札!

美:じゃあはい、先週当てたジョーカーレディさんどうぞ。

▲ブエナビスタ

美:ハァ……
ジ:なんだよ。
美:先週から続いてガチガチの一番人気とか…。空気読めよ。
ジ:だから勝てばいいんだよ!先週と同じく、負かせそうな馬がいないだろうが!
美:競馬に絶対は無いのだよ。昔、テイエムオーシャンっていう馬がいてだな…
ジ:うるさいっ!明日は絶対にコイツが勝つんだよ!!


美:っていう感じにフラグを撒いておけば、明日は荒れるかなという書いてる方の意図が感ぜられるような。
ジ:まあ荒れたら荒れたで外すんだろうけどな。

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by right-o | 2009-05-23 18:20 | 書き物
それがまず羽田に着いた時の印象でした。
空港を離れてみるとそうでもないけど。

そういうわけで明日のオークスを見るために東京へ来ています。
一ヵ月半前まで当たり前だった風景が、たまにしか見られなったんだなあと思うと、
なんとなく感慨深いようなそうでもないような。


web拍手お返事 今までで一番ムチャな試合にもありがとうございます

>ルールの究極の拡大解釈ですね。(笑)既に山田風太郎か、白戸三平の世界!!峰打ちとは言え一寸した痣で済んでいるRIKKAは流石です。

何でもアリなら刀だってありだろうが!というわけで、こうなりました(笑)
RIKKAは多分、下に鎖を着込んでいたんでしょう。

ところで、くの一、忍法…というとたまにWOWOWの深夜なんかにやってるVシネマしか浮かばない私。
3年ぐらい前から急に司馬遼太郎作品にハマったので、
今回は恐らくその内の忍者モノからなんとなく影響を受けて…ないか。


>ウォッカに負担斤量55キロは明らかに反則

ああ、強かったですね。流石に…
いやそりゃあ勝って当たり前のレースといっても、
ヴィクトリアマイルなら一波乱あるんじゃないかと思ったんですがね。


>RIKKAさーん! 今回は凄く笑わせてもらいました。唯一刀に対抗できそうな人が意外にも敗れてしまいましたね。刀といえば竹刀持ちの越後さんですが、既に一度獲っているので、次の挑戦者は八島姐さんどうでしょう? 鉄パイプとかチェーンとか、それなりに対抗できそうな人です!

ええもう、今回は笑っていただければ何よりです。
しかし、次はどうしましょうかね。
竹刀ではちょっと勝てそうにないし、鉄パイプやチェーンといっても…ん?
チェーンと美冬、この組み合わせはどこかで…


>美冬さんには是非、新型インフルエンザとも戦ってほしいです。

あ、それもアリでしょう。
次回はわかりませんが、どこかで使うと思います。


>プロレスやってなさすぎ(ry

はっはっは、プロレス番組の中で行われている行為は全てプロレスですよ。
人を轢こうが、警察に捕まろうが、マイクで喋ろうが全部。

…まあ、試合はしてませんけども。

>競馬の時の美月がやさぐれているのは仕様ですか?

仕様です。
ただ、どうしてこうなったかは自分でもよくわかりません。
書いてる人の投げやりな内面が反映されているのかも。


>「もうプロレスじゃねーーーっ!!」と、部屋で一人で突っ込んでしまった。確かにこの二人ならむしろこの形が自然な気もしますが、ハードコア王座はすでに超人の域に達したのでしょうか。(カレーマン)

超えなくていい方向で、無駄に本家を超えられたと思います。
一応補正タッグだし、この2人で何かできないかなーと考えて行き着いた先が時代劇だったという。

最近、こういうのが一番のウリになりつつあるような気がします。



そういえば、愛の大会に参加中です。
EROにkiss the future、加えてついに恐れていたみぎりとの遭遇と、
2回戦は泣きたくなるような強メンバー揃いです。

が、提携さんが2組も入っているので、ちょっとネタにさせてもらおうかと。
…思ったんですが、そういえばmosukeさんのファレノプシスとは同キャラ対戦だったため、
流石にちょっと無理でした(汗
ハードコアならネタになるんですけどね。

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 とある高級旅館の一室。
 開け放たれた障子の外に裏山の竹藪を臨む二階が、一流選手にあてがわれた部屋だった。
 畳や襖はもちろん、床の間の掛け軸まで何やら高そうな調度品が並び、
 加えて何故か刀までが柱に立て掛けてある。
(不公平… )
 王者・美冬に呼び出された美月は、出された座布団に正座しながらふくれていた。
 一緒に連れてきた相羽の方は、足が痺れて部屋の景色どころではないらしい。
「…つまり、いつ何時誰でも挑戦でき、それに加えてどんな手段を使っても許されるというのか?」
 対して部屋の主は流石に堂々としたものだった。
 剣道着姿で片膝を立て、刀を抱いて床の間の柱に寄り掛かっている姿は、
 胸の綺麗な曲線を除けば時代劇に出てくる剣術書生のようである。
「まあ、そういうことです」
 自分が管理しているベルトを思いがけず獲得した王者に、そのベルトの説明をしている美月としては、
 恐らく美冬は「馬鹿らしい」とでも言って返上するだろうと思っていた。
 何しろ見た目通りの堅物であり、こういうネタに走った試合を行うためのベルトを好むとは思えない。
 しかし、
「常在戦場」
「…は?」
「侍たるものは、常に戦場に在るような心構えでなければならぬ…。
 いいだろう、気に入った。このベルト、私が精一杯守って見せようではないか」
 本人は意外にも乗り気であった。
「はあ…」
「あ、あの」
 と、予想と違う反応に思わず首を傾げた美月の隣で、相羽の足が悲鳴を上げていた。
「もう帰っても、い、いいでしょうかっ。うくっ」
「うむ。それでは明日から――」
 言いかけて、美冬は急に表情を硬くする。
 同時に、ゆっくりと足を崩しながら立ち上がりかけていた相羽の眼前に、
 外から音を立てて飛んできた弓矢が突き刺さった。
「うわっ!…ぐぅっ!!」
「これは…」
 驚いてひっくり返ったついでに、足の痺れで悶絶する相羽を気にも留めない様子で、
 美冬はまず撃ち込まれた方角を見、ついで畳に刺さった矢を見た。
 矢は普通に弓道などで使われるものよりもずっと短く、その中ほどに白い紙が結わえ付けられている。
 それを素早く手に取って開いた美冬は、読んですぐに掌の中で握りつぶし、不敵に呟く。
「面白い…!」
 言うなり傍らの太刀を掴んで部屋を出ようとした美冬へ、美月はつい驚いて声をかけた。
「ちょっ、それ…」
「行くぞ。早速挑戦者のお出ましのようだ。流石に耳が早い」
「いやそれより、その刀って部屋の飾りなんじゃ…」
「私物だ。何を使ってもいいんだろう?」
「あ、はい…。って!?」
 言いながら、美月はカメラ役の相羽を引き摺るようして外へ出た。
 顔からは、珍しくちょっと血の気が引いている。
 何でもありのハードコア戦線に、ついに本物の"凶器"が投入されようとしていたのだった。


「はぁ、はぁ……」
 旅館から外に出た美冬は、矢が飛んできた竹藪の方へ一人でどんどん分け入って行く。
 その後ろを、カメラを持った相羽と美月が必死に追いかけていた。
「むっ」
 突然、足を止めた美冬が刀の柄に手を掛けると、金属音と共に前方の空間で火花が散った。
 と同時に、星形の鉄片がぽとりと地面に落ちる。
「うわっ、なに…!?」
「手裏剣、でしょうか…?」
 動揺する後ろの二人を尻目に、美冬は刀を右手に持ってだらりと下げ、
 自然体のままで竹の下にできた闇の中へ呼ばわった。
「姿を現せ――と言って出てくるはずもないか。
 お前がそう来るのなら、私も容赦はしない」
 美冬の声に応えるように、上の方で竹がぐっと大きくしなる音がする。
 その次の瞬間、今度は大量の弓矢と手裏剣が風を切って飛んだ。
「飛び道具など!」
 向かい来る矢を躱し、手裏剣を刀で弾き落とす美冬の後ろで、
 ついて来た二人は地面に身を投げ出して縮こまっている。
「す、凄い…!」
「っていうか、美冬さんは一体誰と戦ってるの!?」
 上方に目を凝らすと、竹と竹の間を黒い影が飛び回っているのがなんとなく見えるものの、
 次第に濃くなってきた夕闇に紛れてはっきりとは判らない。
 やっていることには心当たりが無くもなかったけれど、彼女ならもっと目立つ色の服装をしているはずである。
「はぁッ!」
 美月達がそんなことを考えている間にも美冬は忙しく立ち回っていたが、ある時ふと飛び道具の雨が止んだ。
「来るか…!」
 精神を集中するように目を閉じ、刀を収めた美冬の周囲で、
 今度は竹だけが音を立てて激しくしなり始める。
「は、早…っ!?」
 竹を蹴ることで加速しつつ美冬の周囲を飛び回っている影が、その軌跡を次第に小さくしていったが、
 美冬はただじっと刀の柄に手を掛けたままで動かない。
 ついに影が背後から襲いかかろうとしたところで、ようやく美冬の瞳が見開かれた。
「そこだっ!」
 腰を切って振り向きつつ、鞘を払った刀を一閃。
 ぎりぎりのところで影と相対する形で交錯した美冬は、刀を横薙ぎさせた姿勢のままで固まった。
「ぐ…っ、見…事……!」
 同じく刃を逆手に振るった姿勢で硬直していた影が、音もなく地面に崩れ落ちる。
 が、美月と相羽が駆け寄った時には、まるで土に吸い込まれたかのように何も残ってはいなかった。
「忍びは、自らの死骸すら隠してしまうものだ」
 血を飛ばすような仕草をしてから刀を収めた美冬を見て、美月は思わず口走った。
「ま、まさか殺…」
「いや、峰打ちだ」
 さっさと踵を返して来た道を戻り始めた美冬に、慌てて美月と相羽が追いすがる。
「それにしても腕を上げたな。良き忍びになった。
 普段のは正に世を忍ぶ仮の姿というわけだ」
 ぼそりと呟いた美冬の後ろに、
(これからどうなるかな……)
(これ放送していいのかな……)
 それぞれに考え事をした二人が、とぼとぼと従って旅館へ戻って行った。


 翌日。
「あら、RIKKAさんそれどうしたの?」
「………」
 とある別の団体の試合前、ド派手な赤い忍び衣装に身を包んだレスラーの脇腹に、
 ちょっとした痣が出来ていたことを気づけた者は、ほとんどいなかった。

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by right-o | 2009-05-17 01:04 | 書き物
ジ:どんなのだよ。
美:知るか。


美:というわけで、このコーナーは明日の競馬予想をします。私とジョーカーレディで。
  ええ当たりません。今まで一度も当たってませんとも。
ジ:だからって投げやり過ぎだろ…
美:いいんだよ。もう色んな話に出過ぎて自分のキャラがわからないんだよ。


ヴィクトリアマイル
◎レッドアゲート
○チェレブリタ
△リトルアマポーラ
△ヤマニンエマイユ

ジ:なんだコレ?一体何を根拠に…
美:まあ聞けよ。
  このレース、1回目は1枠、2回目は2枠、3回目は3枠の馬が勝っています。だから今回は…
ジ:ふ・ざ・け・る・な。
  いくら何でもそんなバカらしいデータを人前で発表するかよ。
美:…ほう、そこまで言いますか。


今週の切り札!

美:だったらもの凄いギャンブラーであらせられるところの、
  ジョーカーレディ先生の本命馬を早速お聞きしましょうか。
ジ:本命ってそりゃこのレースは決まってるだろ。

▲ウオッカ

美:(゚Д゚)ハァ?
ジ:議論する間でもなく、この中では…
美:(゚Д゚)What?
ジ:どこをどう考えたってウオッカしかあり得な…
美:(゚Д゚)What?
ジ:そもそも、戦ってきた相手が違…
美:(゚Д゚)What?(゚Д゚)What?(゚Д゚)What?(゚Д゚)What?(゚Д゚)What?(゚Д゚)What?

ジ:やかましいッ!わかりにくいネタを連発するなっ!
  というか何が言いたいっ!?
美:何が言いたいってそりゃ、どのツラ下げて堂々と単勝一倍台(前売り)の馬を推奨してんだって言いたいよ。
  それでもギャンブラーかと。がっかりですよ全く。


ジ:当たればいいんだよ当たれば。倍率が低い分点数を絞るんだよ。
美:っていうか、明日は馬場が渋りそうなんですよね。
  ウオッカって重得意じゃないよなあって…
ジ:な…!?それは早く言えっ!
美:調べろ、テメェで。

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by right-o | 2009-05-16 23:21 | 競馬
結局土日しか更新できなくなってしまった今日この頃。
一応、拍手なんかは携帯から見てますけどね。


そんなわけでweb拍手お返事。予想以上のハードコア人気にたじろぎつつもありがとうございます。

>王者が柳生だと闇討ちは無理そう

まあ無理でしょう。
今のところ誰がどんな形で負かすか全くの未定ですが、
ポニーやターフィーみたいな斜め上のネタ路線に引きずり込むしかなさそうです。

>クールな柳生が物とかクリーチャーと戦う姿は想像するとシュール

真面目に淡々と相手してそうですけどね。
そこがまた笑い所か。


>柳生美冬、新陰流の極意「後の先」で真田に余裕の勝利。でも普通の試合すぎて、ツッコミ所が・・・・・そのうち美月嬢が、タイトル戴冠の流れですか?

フフフ、今回のシリアス(?)は次回のネタに向けた布石ですよ。
といってもこれまでとはネタの方向性が違うので、ウケるかどうかちょっと心配ですけどね。

話のオチとしては美月が自分で王者になる形が綺麗ですが、
さて行き当たりばったりなので先のことはわかりません。


>柳生と真田の試合は、迫力が違いますね。こんな柳生から誰がどうやってベルトをとるか、ちょっと気になりますね。

タッグも含めて3回目の美冬×真田戦でしたが、この組み合わせはいつもバチバチの展開に。
打撃系は試合の展開が頭に浮かびやすくて楽です。

次を誰に獲らせるかは難しいですね。
何かアイデアがあれば教えてください、ということで…


>私も今年は変な馬が勝ちそうだとは思ってはいました。・・・が、藤岡弟は想定外・・・。タイム的に見ても、能力は疑いなく高そうに思えますが、それにしてもどうしていいかわからない一日でした。とりあえずカプチーノを飲んで考えよう。(カレーマン)

いや、私は一発屋の匂いを感じます。名前といい…
ここまでノーマークの馬に勝たれるともう、別に悔しくもないという。

カプチーノネタは某関東のジョッキーが今週も引っ張ってましたっけ。
今年の馬名は冠+カプチーノが流行るか。


>切り札ごちそうさま!や、ライトオさんは美月好きなんだと思いますよ?気付いて無いだけで。しかしネタ馬どころかネタ満載でしたねぇマイルC。初生産馬がG?ってどこのゲームだ(笑)トレーナ&ジョッキーも勝馬で初重賞→初G?ってどこの競馬マンガだ(笑)しかも売り出し中の兄貴より先にG?取っちゃったし(爆)これでダービー取ったりしたらもーフィクションの上を行きますな!(マンハッタンカフェxフサイチコンコルドなら有りえるだけに怖い)>mosuke

う~ん、美月どうでしょうね。
単に便利なツッコミ&驚き役のような気も。あ、でも一応主役も張らせてるのか。

カプチーノてそんなにネタを背負ってたんですか。
夢があるような無いような…ともかく、やっぱり一発屋じゃないかなあと思ってます。
まさかこのまま変則2冠なんてことは…でも言われればフサコンは確かに恐いような気も。


>HIGEさん

了解しました。
いやあ、メインはもう発案者に書いていただくのが一番かと…(笑)

幸いまだ時間はあるので、早い内から準備だけはしておくつもりです。
ボツ試合は自分のところに上げればいいだけですから。



と、ただ今ヘビーバトルに参戦中です。
とりあえず一次は全勝で突破できたので、二次に向けて準備中。
1700代の格上挑戦ですが、なんとか決勝までは残りたいところ。
みぎりにさえ当たらなければ…


最後にタイトルについて。
来週の土日でオークスを見に行きます。
本当はダービーのつもりでしたが、他の事情との兼ね合いで。

ブエナビスタを見に行きます。

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+技「無道」

(たまには、マトモな防衛戦がないものかなあ)
 だいぶレフェリーが板についてきた美月は、着ぐるみが戦うタイトルマッチを裁きながらそんなことを思っていた。
 二十四時間三百六十五日、いつでも挑戦可能。
 ほとんどルール無しというのがルールであるようなベルトを管理するにあたっては、それはなかなか無理な相談である。
 だが、これだけどう考えてもネタにしかならないベルトであっても、
 持っているチャンピオン次第で真っ当な輝きを放つことがある、ということを、
 美月はすぐ思い知ることになるのであった。


「柳生美冬!このベルトを懸けて、今すぐ自分と戦うッス!!」
 美月を伴い、ベルトを持ってリングに上がった真田は、唐突にマイクで挑戦者を指名した。
 ややあって、マイクを持った美冬が入場ゲートに姿を見せる。
「懲りんな。何度やろうと同じ事だ。お前では…」
「うるさい!自分はチャンピオンになったッス!この前のようにはいかないッ!!」
「…ほう、何の王者になったかは知らないが、私とお前の差、それしきのことで埋まりはしないと教えてやろう」
 いつも通り暑苦しい真田と、それを余裕であしらう美冬のやり取りを眺めながら、
(これはひょっとしたら、普通の試合になるか)
 と、美月も予感はしていた。
 美冬は若いながらもこの団体のエース格の一人であり、
 真田は以前から彼女を一方的に目標としてライバル視しているのである。
 どちらも反則を使うことは考えられないので、
 このまま行けば今回は全く通常の試合になるはずであった。

「おおおぉぉぉぉぉっ!!!」
「フンッ!」
 蹴りの交錯から足を止めての張り合い、離れ際にハイキックを互いの顔に擦らせるまで、
 打撃戦に限れば両者は全くの互角と言えた。
 体格と素質で上回る美冬に対して一歩も引かずに打ち合えるのは、ひとえに真田の気迫によるところである。
 しかし、それが通用するのは美冬が真っ向勝負に付き合ってくれている間だけの話。
「ちっ」
 真田の執念に呆れた美冬は正面衝突を避け、次第に打撃以外の勝負へ持ち込んでいく。
 相手の勢いを利用した腰投げで転がすと、起こした真田の背中に立てた片膝を当て、背後から両手で顎を固定、
 チンロックで体力を奪いながら、同時に試合のペースを落ち着かせる。
 かと思えば急に技を解き、強烈なサッカーボールキックを入れて真田に呼吸を忘れさせた。
「ぐぅっ…!まだまだッ!!」
 真田は座った体勢から体をよじって美冬の方を振り返りつつ、膝をついて立ち上がろうとする。
 が、無防備な状態にある真田に対し、美冬は容赦無く右足を振り上げて待ちかまえていた。
「が…ッ!?」
 首を動かして頭への直撃は避けたものの、風切り音が聞こえてきそうな美冬の踵落としが、真田の右肩に食い込む。
 裁いている美月まで思わず痛そうな顔をしてしまった一発は、試合の流れを一気に変えてしまった。

 そこからは、完全に美冬が支配していた。
 満場の『サナダ』コールに押された真田が一時的に盛り返してくる度に、
 それを適当にあしらってから肩に一撃をくらわせ、再び勢いを挫く。
 年季の入ったヒールのような試合運びの中で、美冬はただ仕上げの瞬間を伺っていた。
「うおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
 何度目かに立ち上がってきた真田の顔へ肘を一発。
 案の定打ち返してきたところへ、今度は掌底を連打。
「こんのぉぉぉぉぉ!!!」
 気力と体力を振り絞り、まだ動く左の大振り一発でやり返そうとしたところが、美冬の狙い目だった。
 かわしながら真田の左側へもぐり込み、前に引き倒して脇固めへ。
 痛めていない左腕では決め手にならないかと思われたが、そうではなかった。
 這いつくばっている真田の左腕は両脚に挟んで固定し、空いた両手で右腕の方を取りに行く。
 そこから真田に背を向けつつ、右半身ごと起こした右腕を背中越しに自分の左肩に乗せ、
 相手の両腕を背後で合わせるような形で、右腕を真下に向かって思い切り引き絞った。
「うああああああああ!!!」
 要は肩から先を曲がらない方向に曲げられているのである。
 また、うつ伏せの上から相手に乗られているため、ロープに向かうことはほぼ不可能。
 自力で振りほどくには、流石の真田も疲労しすぎている。
 だが、
「余計な怪我をするだけだ。早く諦めろ」
「絶対に…嫌だ……ッ!」
 美冬にはもちろん、美月が何度促しても真田はギブアップしない。
(これは…)
 熱の入った試合の代償に、美月は最後に嫌な役をやらされることになってしまった。

真田美幸× (レフェリーストップ) ○柳生美冬
※変形脇固め 15代王者が初防衛に失敗。美冬が第16代王者に

「なんで…なんで止めたッスか…!?自分はまだ…!」
「いや、だってあのままでは…」
 ボロボロになりながらも、試合後のリング上で泣いて食い下がる真田に対して、
 美月はどうなだめていいかわからない。
(面倒くさい…)
 これなら普段通りのネタ試合の方がまだよかったと、
 特にレフェリー業に思い入れの無い美月は思ったのだった。

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by right-o | 2009-05-10 10:48 | 書き物
ジ:何か下で疲れたとか書いてあるんだが。
美:疲れたけど深夜にWOWOWでパッキャオ対ハットン戦の再放送があるから起きていたくて、
  でも他にやることないからなんとなく書いてみるだけ、です。
ジ:もはやプロレスネタでもないのか。


美:と、いうわけで今回も唐突に復活しました。明日の競馬予想のコーナーです。
  お送りするのは私、データ派の杉浦美月と、「2」でギャンブラー設定の付いた…
ジ:ジョーカーレディだ。
美:この番組では、お互いの予想に異議を唱えて徹底討論!…なんて面倒くさいことはしませんが、
  せいぜい馬柱を斜めに見て、思うところを喋っていきたいと思います。
ジ:馬券購入は自己責任で、なんて、私が言う間でもないよな。


美:はい、では早速明日の予想を。

NHKマイルカップ
◎アイアンルック
○フィフスペトル
△サンカルロ
△ワンカラット

ジ:今回はつまらん予想か。
美:黙れ。私はデータの囁きに従うまでのこと。
  このレースで特筆すべきは前走毎日杯組の強さ。
  過去10年で6頭出走して4勝、更に勝ち馬に限れば3戦3勝のパーフェクトです。
ジ:まあ逆にNT組はアテにしづらいか。結果を出してる反面、そもそも出走馬も多いしな。


今週の切り札!
美:じゃあ先生、今回も何か適当に理屈をこじつけてやってください。
ジ:まあ、お前が固めなら私がボケるしかないよな。

▲ミッキーパンプキン

美:聞けば今まで何回か裏切られてる馬だとか。なんでコイツを?
ジ:まず、他所でも触れられているがこのレースの勝ち馬は大概が名馬か一発屋の両極端だ。
  で、去年は名馬だったろ?じゃあ今年はネタだ。
美:ネタ言うな。というかそれって何の根拠も…
ジ:まあ聞け。ところでお前も言っていたように、このレースは毎日杯組が強い。
  だが、過去4勝の内、毎日杯勝ち馬以外のもう1勝は何だ?
美:あー、残りの一頭は……ウインクリューガー?
ジ:ネタ馬の中のネタ馬だろうがッ。つまり…
  1,明日はネタ馬が勝つ
  2,毎日杯組が強い
  3,毎日杯組からもネタ馬は出る
  以上の点から、明日勝つのは「毎日杯組のネタ馬」だ!
美:い…いやいやいや、色々言いたいですけど、
  そもそもミッキーパンプキンって別にネタ馬じゃないし。
ジ:名前とか。
  まあ鞍上が勝利騎手インタビューで何か面白いこと言ってネタ作ってくれるだろ。
美:それ後出しじゃないですか。



ジ:どうでもいいが、最近お前ココの色んな話に出過ぎじゃないか?
美:う~ん、特別書いてる人間から好かれてはいないはずなんですけどね。ちなみに明日も出ます。

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by right-o | 2009-05-10 01:09 | 競馬